旅立ちの日

3月23日。旅立ちの日。4年間ともに歩いてきた仲間たちが旅立った。入学当初、どれ程の人がこの大学に愛着を持っていたのかはわからない。だけれど、今、誰もが名残惜しく思っている。笑ったり、泣いたり、悩んだり。この大学で本当に多くのことを学び、たくさんの出会いを経験した。ここにはたくさんの思い出がある。誰もがここを去ることを惜しんでいるのだから。 さらに読む

アリとキリギリス

昔々あるところに、たいそう勤勉なアリとキリギリスがいたそうな。アリは貧しい家庭の育ちである一方、キリギリスは村でも3本の指に入る大金持ちの家に育ったそうじゃ。アリの家はいつもキリギリスの家から食べ物やお金を借りたりしていたんじゃ。そんな貧しい環境の中でもアリの両親は毎日汗水流して働き、ようやくアリを学校へ通わすことができたわけじゃ。ところが、そんなアリにキリギリスはこう言ったんじゃ。 さらに読む

2年前のあの日

東京に行ってきた。2年ぶりの東京はどこかよそよそしく僕を迎えてくれたけれど、やっぱりたくさんの人が行きかっていて、相変わらずの慌しさ。2006年の8月、見ず知らずの土地へ飛び立つ旅人に会いに行った。「もうしばらくあえないだろうから」という気持ちでちょっと寂しくなったりしたっけ。そんな旅人も2年ぶりに帰ってきた。「もう2年も経ったんだ」少しだけ時の経つのが早く感じる。今回はそんな旅人には会えなかったけれど、次回は積もり積もった話がきっとできるだろうと思う。

実は横浜で青年サミットがあったので関東へ出向いた。全国各地から熱い思いを持ち寄って、社会問題について話し合ったり、友達になったり、交流を深めた。その後、東京へ行き、高校来の友人たちの家でホームパーティーをした。既に社会に出て働いている人たちが帰った後も親友と酒を交わしながら将来のこと、恋愛のことを語ったりもした。同年代が働いている中で、僕と彼はまだ学生。少しあせる気持ちもあるけれど、お互い見ているものは明確になってきているので、あまり心配は要らないのかもしれない。

あと少し。最後の10完歩。