21世紀の発信力とは?なぜ、SNSを27個も作ったのか考えてみた

こんばんは。最近、めっきりSNS疲れをしている敦賀です。というのも、増えに増え続けたSNSのアカウントのせいです。

ここ3年くらいは、仕事上でも広報や研究・事業成果の発信に携わることが多かったため、発信力について考える機会が多々ありました。

大きな組織では新しいことにチャレンジするのは、高いハードルがあります。

そのため、私は個人でトレンディーなアプリやSNSを使ってみて、どうやったら発信力にプラスになるか、有効な使い方をいろいろテストしてきました。

日々、実験と失敗の繰り返しでした。

今日は少し、私の頭の中をご紹介します。

発信力について考えてみましょう。

 

20世紀の発信力と21世紀の発信力の違い

20世紀の発信力は、カリスマ性を意味しました。

テレビにでたり、有名な論文を書いたりすると、業界では発信力があるとみなされました。

現代はどうでしょうか。

ネットが普及したことで状況は劇的に変わりました。公共の電波や、出版社とのコネもいらない。誰もが情報を発信できるようになったわけです。

例え話をしましょう。

私はボロイ昭和の居酒屋が好きです。東京の下町の路地裏に、地元の人しか知らないような目立たない居酒屋を見つけたとき、楽しくなるのです。

ではなぜ、地元民ではない私が、路地裏にひっそりたたずむ居酒屋を見つけることができるのでしょうか。

インターネットで検索して、評判の良い居酒屋を探すからです。

インターネット全盛期の今、どんなに立地条件の悪い居酒屋でも人気店になり得ます。

それと同じように、組織的なバックアップが無くても、有益な情報を発信し続ければ、どんなに小さなウェブサイトでも多くの人に読まれるようになります。

そして、ウェブサイトに有益な情報を掲載したら、SNSでシェアします。

SNSは、20世紀で言うところの井戸端会議やクチコミです。

SNSでクチコミがどんどん拡散され、どんなに小さなウェブサイトでも、目立つようになります。

コンテンツがどれくらい有益なのか。その一点だけが重要なわけです。

それが、21世紀の発信力です。

 

アカウントが増えたって言っても、どれくらいあるの?

ウェブコンテンツとSNSを極めることが、現代の発信力なわけですから、両方を使いこなせるようにならなければなりません。

特に私たちのような、世界中を転々とする「国際契約社員」は、組織に守られていませんから、個人ブランドが何より大切です。

自分の発信力を高めること。それが、公私ともども大切になってくるわけです。

そんなことを考えて、実験と失敗を繰り返しているうちに、どんどんウェブサイトとSNSが増えていきました。

我ながら数えてみて驚きました。

衝撃の27個。

しっかり数えるともっとあるかもしれません。

以下、目ぼしいものをまとめてみました。

言語欄とSNS欄にはリンクを張ったので、ご関心あればクリックしてみてください。

 

No. サイト 言語 TWITTER FACEBOOK LINKEDIN INSTAGRAM GOOGLE+ YOU TUBE
1 The Povertist 英語
日本語
2 敦賀一平オフィシャルサイト 英語
日本語
3 Poverty Asia 英語
4 国際協力キャリアフォーラム 日本語
5 TABINCI 日本語
6 食べ歩き(準備中) 日本語

 

発信力とロボットの活用

ここまで増えてしまうと、そろそろ整理しないといけないわけですが、せっかく作ったサイトを削除するのは勿体ないですよね。

そこで、大切なのは、ロボットを利用することです。

AI全盛期ですが、そこまで高度なロボットではありません。

ウェブサイト、SNSの投稿サイクルを自動化することです。

例えば、以下の例をご覧ください。今日、実装した仕組みです。

 

① LinkedIn(プロフィール) ⇒ ② Twitter(ThePovertist 英語版) ⇒ ③ Twitter(Ippei Tsuruga 英語版)

 

業務の一環で広報があります。その際に自分のSNSを通じて発信することが求められます。

そこでやったのがこれです。

LinkedInの私のアカウントに、ILOの出版物に関する情報を投稿します。

そうすると、自動的に私が運営するThe Povertistの英語版のツイッターへ投稿されます。

さらに、The Povertistへの投稿をロボットが発見し、私のツイッターアカウント(英語版)へ自動投稿されます。

つまり、私が手動でLinkedInへ記事を投稿すると、他の2つのSNSアカウントへロボットが自動的に投稿してくれる仕組みです。

 

どれくらいのインパクトがあるでしょうか。

LinkedInは、316人がフォローしています。

The Povertist(英語版)のツイッターは555人がフォローしています。

個人のツイッターは144人がフォローしています。

LinkedInへ一つ記事を投稿することで、1015人のフォロワーへ届けることができるわけです。

 

発信の際に大切なこと

がむしゃらに発信すればよいものではありません。

ウェブサイトやSNSの読者・フォロワーが何を求めているか。

それを把握したうえで、求められている情報を流すことが大切です。

先ほどご紹介した、3つのSNSのフォロワーの共通点は、①英語、②開発業界のプロフェッショナルということです。

そこへ日本語でお笑い系の記事を投稿したところで、全く意味がないわけです。

ウェブサイトとSNSを複数持つことの利点は、ターゲットとする人々を変えることができる点です。

 

でも、そろそろ減らさないと、手が回らなくなってきた・・・のが、最大のデメリットですが。