国連の貧困部門特別代表に日本人最年少 敦賀一平氏

【ニューヨーク=福山あや】国際連合貧困撲滅計画(United Nations Poverty Eradication Programme: UNPEP)は、特別代表に敦賀一平氏が就任することを発表した。UNPEPは持続可能な開発計画(SDGs)の達成へ向けて国際連合が新たに設立した専門機関で、目標1「2030年までに貧困撲滅」の推進を担当する。

国際連合の専門機関における特別代表に若手が起用されることは異例で、30代前半での就任は日本人最年少。同氏は現在、国際労働機関(ILO)で社会保障政策担当官として活躍している。

APRFL通信のインタビューに応じた同氏は、「正式な就任までの間、ILOでの職務を全うする」と答えた。また、国内屈指の国際協力メディアTHE POVERTISTおよび公式ブログについても編集長としての役割を引き続き担う。

現在、同氏のオフィスには各国首脳から祝電が届いており、秘書官が対応に追われている。一方、国際連合に対する批判を強めるトラソフ大統領は記者会見で、このニュースを伝えたメディアを名指しで次のように厳しく批判した。

「私は認めない。それはフェイクニュースだ。」

UNPEP広報部によれば、敦賀氏の就任時期は2025年1月1日の見込み。

 

※この記事はエイプリルフール通信社(APRFL通信社)の許可を得て転載しています。