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  • #8416
    匿名希望
    Guest

    はじめて質問を差し上げます。現在とある国際機関代表部で専門調査員として勤務しているものです。YPP制度とontinuing appointmentについてお伺いしたく、ご連絡しました。

    専門調査員任期終了後、国連事務局で政務官またはPKO関連のポストに応募する予定です。ここで質問なのですが、同じP2レベルで入構した場合、空席公告、YPP、JPOで入った場合、与えられる職務内容(与えられるresponsibilityの度合い)は同じなのでしょうか。また、それぞれその後のポスト獲得への差が出てくるのでしょうか。
    YPPは幹部候補生でcontinuing appointment を将来的に獲得しやすいという声も聞く一方で、同じP2でスタートする限り何も変わらないという声も聞きます。勤務している代表部(国連ではない)のカウンターパートである国際機関はYPPもcontinuing appointmentも存在せず、JPOもごく少数のため、これらの点についてあまり良く理解できていないのですが、(各機関による差異もあると承知しておりますが、)もし何かご存知な点ございましたらご教授いただけると幸いです。

    #8417
    Ippei Tsuruga
    Keymaster

    ご投稿ありがとうございます。正直なところ、私が経験していないPKO、国連事務局、YPPに関しては経験に基づいた回答ができません。ただ、一般論として経験則から回答させていただきますと、「配属部署および上司による」というのが国際機関全般に言えることなのではないでしょうか。日本の官僚機構のように、組織として一貫した採用や人事が執り行われていると考えないほうがよいかもしれません。私もJICAに勤務していたため、全てが制度化・マニュアル化され、全ての職員に業務フローが周知されていることに慣れていました。一方、ILOで勤務を開始してからは、制度はあっても周知もチェック機能もないことも多く、驚きの連続でした。私が知らないだけで語弊があるかもしれません。ただ、国際機関では個人の裁量が大きいと言われる本質は、制度を明文化してきめ細かく実行する組織文化の欠如が原因と感じています。

    最後に、世界銀行やアジア開発銀行が実施するYPPに関しては、幹部候補生の採用と伺っています。表面的には同じような制度に見えますが、機関によって大きく実情も異なると考えて頂くのがよいかもしれません。ILOに関して言えば、JPO任期満了時に自動的に契約更新されることはほぼ無いと捉えて頂いて語弊ないかと思います。いずれにせよ、組織、部署、上司、予算状況次第かと思います。

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