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英国サセックス大学開発学研究所(IDS)が開発途上国の社会的保護(Social Protection)に関する短期コースを開講する。社会政策に携わる政策決定者、実務家、研究者を対象として開講されるこの集中講義は今回で4回目の開催となる。

講義内容

プログラム構成は次の通り、概念から案件デザイン・モニタリング・評価まですべて網羅されており、短期集中コースならではの構成となっている。また、講義はアフリカの社会的保護セクターの重鎮スティーブン・デブラ(Stephen Devereux)と子供の貧困に関する将来有望な研究者キーティ・ローレン(Keetie Roelen)が担当する。

第一回 社会的保護概論

  • 社会的保護モデル
  • 社会的保護ツール
  • 社会的保護の地域別・実施機関別のアプローチ

第二回 社会的保護プログラムの案件デザインと実施方法

  • ターゲティング手法
  • 給付方法
  • 社会的保護システム全般

第三回 社会的保護に関する研究成果とエビデンス

  • 最新の研究成果の紹介
  • 社会的保護のモニタリング手法
  • 評価と政策分析

 

講義日程・受講料・応募方法

講義日程は2016年6月27日(月)から30日(木)の4日間。応募締め切りは2月12日(金)。2月末日頃に合格者へ通知と請求書が届く。受講料は1,450ポンド。同様のプログラムがIDSの修士コース(MA Poverty and Development)に含まれている。修士コースの年間授業料が14,800ポンドであることを考えれば、社会的保護だけを集中的に学びたい方にとっては破格の受講料といえるだろう。

さらに詳細な情報はIDSホームページをご覧いただきたい。

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