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    W.H
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    はじめまして。
    将来国連職員になることに憧れている女子大生(3回生)です。
    大学ではグローバル地域文化学部という文化人類学や地域研究、国際関係学に近い学部のアジア・太平洋コースに所属し、その地域の歴史や文化を学びながら、現在抱える課題について分析し、卒業論文に繋げていくという学び方をしています。他の学部のように専門性は身に付きませんが、広く浅く世界が直面する課題に触れることは出来ます。また英語に加えて、第二言語でアラビア語、第三言語でインドネシア語を学んでいます。ですが、三カ国語とも全く得意ではなく、どれもこれもビジネスで使える能力はありません。それでもこれまでの人生において、学校の勉強を最優先事項にしてきたことから学びに対してはかなり貪欲であり、今年3月までは国際機関で働くにはマストである大学院進学も視野に入れておりました。(単位数が加算されるにつれてGPAもかなり高くなりました。)
    しかし私は兄妹が多く、金銭的な面での両親への負担が避けられないこと、また一度社会に出てから本当に自分に足りない物を明確してから自分の稼いだお金で留学して修士号を取ろうという考えから、今年4月に就職活動をスタートしました。現在様々な企業の説明会やインターンシップに参加し、この夏もJICAの1day仕事体験に参加しました。JICAへの就職も志していますが、多言語能力や知識の浅い地方学生の自分では、厳しい倍率を突破できるのか、正直とても不安に感じています。それでも、少しでも経験を積むために、来月からは京都府の国際協力NGOである国際民間協力会の長期インターン生として採用されることになり、1年間実際に国際協力のフィールドで働くことになりました。
    地球課題の中でも特に難民問題に関心があり、医師の中村哲さんの影響を強く受けています。
    『変化の激しいグローバル化社会の中で、取り残されたり排除されたりする人々のそばに寄り添い、自らも当事者と同じ目線になることで彼らの力になりたい』という気持ちを持っており、そうなれる働き方がしたいと思っています。しかし、民間企業となると自社の利益が一番大事ですし、多くの企業が掲げる企業理念と自分の思考が合わないなと感じています。また、国際機関で働くために民間企業で資金を稼ぐとしても、どんな企業や職種ならJPO試験で問われる職務経験に繋がるのかも分からず、企業研究に行き詰まっています。そもそも、まだ自分の興味関心分野を深く勉強したいと思っているのに、新卒で就職するのが自分にとって良い選択なのかもわからなくなってしまいました。
    国連で働かれておられる日本人の方の中にも一般企業から職員になられた方が一定数いらっしゃると思いますが、それらの方々の前職はどのような業界、職種が多いのでしょうか。また大学卒業後、どんなファーストキャリアなら国連職員になる道に繋がるのでしょうか。

    #19564
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    私もミッドキャリアになる歳になってしまいました。今振り返ってみると、大学時代は生き急いでいたような気がします。私も同じように考え、どのようなキャリアを形成して、いつ大学院へ行ったら最短でゴールへ到達できるか考えていました。ただ、今考えるとゴールすらもあやふやだったのに、その瞬間を精一杯生きていたのか、若干疑問に思う節もあります。

    過去の返信でも類似の質問へ様々な角度から回答していますので、いくつか参考にしてみてください。ご質問に対する直接の回答はできません。ただ、私が言えることは、日本の新卒採用は、社会人としての立ち振る舞い・常識を教えてもらえる良い機会だということです。国際機関で仕事をしていますが、新卒から6年過ごした日本での社会人経験で鍛えられた基礎が今の仕事に生きています。

    大学院へ行くタイミングや分野など、今の段階で心が決まり切っていなければ先送りにしてみてもよいし、同時に就職活動をしてみるのもの良いと思います。すべて同時並行に進め、結果が出たものから順に判断していけばよいというスタンスでこれまでやってきました。

    最後に、国際機関には様々なキャリアを歩んできた人がいます。日本の民間企業での経験がどのように生きるか。人それぞれだと思います。実際に、商社、メーカー、外資系・日系コンサル会社、NGOなど、様々なキャリアの人が周りにいます。唯一共通していることは、英語だけはしっかりやるということです。

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