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  • #12601
    Yutaro
    ゲスト

    こんにちは。
    僕は、将来国際協力に関する仕事がしたいと考えている高校3年生です。
    一番は教育を受けられない子供達や、紛争などで非難を余儀なくされている難民、また極度の食料不足や脆弱な経済基盤から抜け出せない貧困層の人々の手助けをしたいと思いからなので、どのような形でも国際協力の仕事に携われたらいいなと思っているのですが、やはり国連ファミリーへの憧れはあります。
    そこで、大きく分けて進路、分野の2つについて質問させて頂きたいと思います。

    まず1つ目に進路について。簡単に言うと、海外の大学に行くか、日本の大学に行くかの選択に迫られています。選択に迫られているとはいえ、自分の中では海外でやっていきたいという意思が大きなウェートを占めているのですが、両親ともに、時期尚早であり、就職も難しいと言って渋っている様子です。国連にせよ、そのほかの国際協力機関にせよ高い語学力が求められるのは当然で、僕の中では、その部分にとても焦りを感じています。言語はツールで、日本のお勉強の英語ができても実際に、ディベートやプレゼンテーションなど実用的な側面でネイティブレベルと対等にできなければ意味を為さないのではないかと考えています。それゆえに、海外の大学で学部生として揉まれて来たいと思っています。さらに、ヨーロッパやアメリカに進学することで、インターンで経験を積む際に言葉のハードルが下が。有意義なものにでき、また距離的にもインターンに参加しやすいように感じます。
    こういった理由から海外の大学に進学したいと考えているのですが、やはり海外の大学への入学は時期尚早なのでしょうか。また、国際協力の道に進む上で海外の大学、日本の大学ともにアドバンテージになることがあれば教えて欲しいです。

    そして二つ目は、分野について。僕が、進みたいと考えている分野は、開発経済系か平和構築系か教育系です。このうちどの分野での専門家が、今後最も求められていくと思いますか。ご意見をお聞かせ願いたいです。また、平和構築系や教育系の専門家への道を志した時、基礎的なところ(学部)で経済学を学び、修士や博士課程でより専門的なことを学ぶということは、一貫性と言う意味であまりよろしくないのでしょうか。また、それぞれの学びたい分野でこのような学部に進むとベターであるかなど有れば教えて下さい。

    以上です。よろしくお願い致します。

    #12649
    GP
    ゲスト

    つるがさん本人が最近返事されていないようで、高3ということでタイムリミットもあると思いますので横から失礼します。某国連機関で勤務しております。
    大学はコロナ禍で大変だと思いますが、ここまで将来について考えられているのであれば海外に出るのもありだと思います。時期尚早というのはよく分からないですが、万全な体制になるのを待ってたらいつまでもそんなときは来ないですよ。ずっとリモート授業だと海外に出る意味が薄れるので、志望大学の今後数年の方針は可能な限り確認してください。海外進学は学費も生活費も国内よりかかるでしょうから、親に頼らず奨学金もらっていくなら別として、仕送りしてもらうなら親を説得するのも仕事のうちですかね。インターンは、最近はリモートも増えているみたいで、以前よりやりやすくなっているかと思います。リモートだと知り合いが増えないし、学べる範囲も狭まるので実用性はさておき。
    分野や専門が定まっていないなら、これ!という武器を持っておくのがあとあと生きやすいですよ。国連や世銀の具体的な募集要項(TOR)をいくつか読んでみてください。リーガル、ファイナンス、広報等々、なにかしらの専門家を募っているはずです。何がやりたいか(難民、食糧、教育etc)も大事なんですが、何が出来るかという視点も就活では大事です。司法資格とか金融会計とか統計とか、どの組織でも必要な専門性が身につくような進路は有利に働くと思います。ただ嫌いなことを勉強しても仕方がないので、あとは好み・相性で判断するのがよいかと。ご参考になれば幸いです。

    #12658
    Yutaro
    ゲスト

    お返事ありがとうございます。
    参考にさせていただきます。

    #12914
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    日本の枠組みにとらわれず、国際舞台でご活躍されたいとの志を持たれていることは大切にするとよいと思います。国内か海外の大学がよいかというやりとりに関しては、過去にもいくつか問答があるので、このページを遡ってみてみてください。どこの大学がよいのかという問題はありますが、英語圏という前提でお答えすると、海外の大学へ行けるのであれば行くのがよいと思います。大学から海外の大学へ進学できる日本人はそれほど多くありません。財力(奨学金含む)、身内の精神的な支援、英語力、進学に関する情報へのアクセス、これらが全て揃ってはじめて可能となることだと思います。私の場合は残念ながらどれも備わっておらず、高校卒業時には考えもしませんでした。

    どの分野を専攻するとよいかについても、過去にやりとりがありますので、ご覧になってください。端的に言えば、私は基礎学問をしっかり叩き込まれる学部へ行くのがよいと考えます。それは数学、統計、経済などなどです。開発学や平和学というのはこれらの応用的な学問ですから、基礎がしっかりしていれば有意義な大学院生活となるはずです。

    いずれにせよ、大学・大学院と進学する中で関心の矛先は少しずつ変わっていくものです。国際機関に関しても、これから存在意義や雇用の安定性など、大きく変化していきます。専攻やキャリアを時代の潮流を読みつつ柔軟に検討されるのがよいかと思います。

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