国際協力を生業としていますが、仕事以外の部分を書いていきたいと思います。国際協力仕事人はどのような私生活を送っているのか。何を考え、キャリアを選択しているのか。様々な角度からコラムを書くことで、国際協力がより身近になればと考えています。

国際機関へJPOとして赴任されるみなさんへ

最近、これからジュニアプロフェッショナルオフィサー(JPO)として着任される方へのアドバイスを求められました。ここをご覧の方で関心をお持ちの方もいると思いますので、シェアさせていただきます。 さらに読む

国連に関心のある高校生の皆さんへおじさんからのアドバイス

最近、大学生はもちろん、高校生の方からの進路相談を受けることが増えてきました。ここをご覧の方でお会いしたことがある方もいるかもしれません。みんな、遠くから応援していますよ。例えば先日、フォーラムでこんなやりとりをしました。 さらに読む

スリンさんのご冥福をお祈りいたします

ASEAN前事務局長のスリン・ピツワン氏の訃報が届きました。私にとっては、「スリン氏」ではなく、「スリンさん」です。もちろん、個人的に親しいわけではありません。JICA研究所に勤務していたとき、第一号の特別招聘研究員としてお越しいただき、私が受け入れを担当させていただきました。

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落合陽一さんがクソ旨いチキンを作るなら僕はチキンカレーを作る

最近、若者のキャリア相談を受けている関係もあり、自分の職業人生と向き合う機会が多くなってきました。私の現時点での答えはこれです。

落合陽一さんがクソ旨いチキンを作るなら僕はそれでカレーを作る。 さらに読む

人生はビールの苦みとともにある

ビールはその時々によって違う感情を反映している気がする。

たとえそれが同じ銘柄であっても、その日の気分によって苦みが強かったり、爽やかだったりする。 さらに読む

仮想通貨と開発政策を真面目に考えるときがきた

長々ととりとめのない話が続くので、結論からお話しする。開発政策を議論する我々も、「仮想通貨と開発」について本気で取り組み始めた方が良いのではなかろうか。 さらに読む

ジュネーブ国連職員の週末

キャリアセミナーやスタディツアーで大学生や若い方からよく聞かれることがある。「週末何やってるんですか?」と。国連職員、国際協力のキャリアを歩んでいる人は週末何やっているのだろう。セミナーや講義で話をする機会が多い私たちは、かっこいい仕事のことばかり話すものだから、「ホントのところどうなのよ」というリアルな日常の部分に皆さん関心があるようだ。これからキャリアを目指す若い皆さんにとって、私たちはどこか雲の上の存在に見える様子。ある意味、「アイドルはウンチをしない」みたいなレベルで、私たちの日常のリアリティを想像しにくいようだ。 さらに読む

国際協力キャリアを歩むなら資産運用の知識が必要と思う理由

国際開発の仕事をしていると、2年おきに世界を転々とする生活が続きます。任地が変わるだけならまだしも、所属する機関が頻繁に変わることとなります。当然、その都度税金のステータスが変わったり、社会保障のステータスが変わったりするのがとても面倒です。しかし、数年おきに組織を変わるうえで一番不安なのが、将来への蓄えです。もちろん、仕事がなくなって収入が突然無くなるリスクは常にあります。前回の記事でも書きましたが、数か月先の人生が読めない生活です。野球選手やサッカー選手のようなイメージですね。 さらに読む

同僚の旅立ち

同世代の同僚が退職する。2週間後に迫った契約満了後どうするのか。兼ねてから気になっていた。悩んだ末に、結局退職することにしたようだ。 さらに読む

先進国駐在の罠-届かないのに高額な郵便

久しぶりに「先進国駐在の罠」にハマりました。ここをご覧の方はご存知の方も多いと思いますが、私はワシントンDCに2年駐在し、ジュネーブも今年で2年目になります。これらの町に住んでいると日本の知人からは羨ましがられます。たしかに観光名所が多く、羨ましいのでしょうね。ただ、先進国に駐在していると先進国駐在特有の罠に出くわすことがあります。今日はその一端をご紹介したいと思います。 さらに読む