#6400
Ippei Tsuruga
Keymaster

ご投稿ありがとうございました。また、いつもご覧いただきありがとうございます。キャリアの方向性と年齢のリミットはなかなか悩ましいですよね。キャリアは十人十色だと思うので、完璧な答えはありません。あくまで一つのアイデアとしてお読みいただければ幸いです。

専門分野

社会保障と子供という組み合わせであれば、UNICEFに社会政策(Social Policy)のポストがあります。子供に対する社会保障をメインに扱うポストが多いようで、ご専攻と近いのかと思いました。また、本部であればより高い専門性と分析能力が求められる一方、開発途上国にある現地オフィスではマネジメント能力がより求められると聞いたことがあります。民間でのプロジェクトマネジメントの経験をいかしながら国際機関の現地オフィスで活躍するというのも選択肢かもしれませんね。

これまでの経験の売り方

民間、青年海外協力隊のキーワードが有利に働きそうなのは、JICAの企画調査員やジュニア専門家のポストです。詳しくはJICAホームページやPARTNERをご覧いただきたいと思いますが、競争率は国際機関より圧倒的に低く、エントリーレベルとしては良いのではないでしょうか。ご専門に近い分野の企画調査員ポストがあれば、報酬も比較的良いです。また、JICAは官民連携(PPP)も推進していますので、民間での業務経験は評価されると思います。JICA案件を受注しているコンサルタント会社も選択肢かもしれませんね。

英語

私自身も常に悩みの種です。国際機関の公募ポストへ直接応募する場合は英語の点数は聞かれません。ただ、JICAやJPOではたしかに点数を聞かれますね。JICAとJPOのポストを比較すると、JPOの応募者の方が英語の点数が高いという感覚を持っています(帰国子女や日本語のたどたどしい人も多いほど)。私の経験上、アウトプット型の人とインプット型の人がいて、私は前者でした。アウトプット型は英語を使って伸ばす人で、インプット型は座学で伸びる試験勉強に強いタイプです。これに関しては助言できませんが、いろいろ試行錯誤してみてください。