#6927
Ippei Tsuruga
Keymaster

お返事ありがとうございます。日本国内の援助関係機関は個別プロジェクトの実務を重視していますが、政策系を扱う国際機関では、40代でも50代でもキャリアのためにPhD取得を試みる職員が多いと聞きます。私も必ずしも実践できていませんが、「両輪」で実務とアカデミアのキャリアを積んでいくことは大切な気がしています。

最後に、もう一つ奨学金プログラムを加えてお伝えします。日本学生支援機構の「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」も倍率が低く、好待遇の奨学金プログラムだと思います。給付型のプログラムなので、返済は不要だと理解しています。私の知人もこのプログラムでIDSへ留学していました。

リンクを貼っておきますので、応募・採用状況一覧をご覧になってみてください。過去5年間の採用率は2~3倍程度のようです。待遇に対して、競争倍率は比較的低い印象です。少なくとも、英国政府および英国大学院から奨学金を受給するよりもはるかにハードルは低いと思われます。

1.概要
http://www.jasso.go.jp/ryugaku/tantosha/study_a/long_term_h/

2.応募・採用状況一覧
http://www.jasso.go.jp/ryugaku/tantosha/study_a/long_term_h/__icsFiles/afieldfile/2017/02/27/h29_gakui_h_joukyou.pdf