#7176
Ippei Tsuruga
Keymaster

ご投稿ありがとうございます。私も法学部で国際法を少し学びました。ただ、現在の仕事やキャリアは法律を専門にしているわけではないので、見聞した話を総合してお応えしたいと思います。少々的外れとなるかもしれません。

結論から申し上げますと、大学院をいくつも転々として学生生活を続けるよりも、職務経験を積むことを最優先に考えたほうが良いのではないかと思います。大学院へ進学されるようなので、修士号は一つあればとりあえず、スタートラインには立つことができます。その後、開発学の大学院へ進むとなると回り道となりますので、国際法を生かして職務経験を積むことができるキャリアを考えられたほうが良いのではないかと感じました。

たしかに、学生生活を座学で続けていると実社会でどのように役立つのか不安になりますよね。私も経験がありますが、こればかりは考えていても答えが出ない問いです。学生生活には幸い、長期休暇があります。インターンやアルバイト等で国際機関やNGOへ潜り込む方法を模索するのも良いでしょう。私がILOでインターンをしたときは、カンボジア事務所のホームページに掲載されていたメールアドレスへ直接お願いのメールを送りました。大学の先生もツテがあるかもしれないですね。

人権と法律と聞いて頭に浮かぶ国際機関は、OHCHRやILOでしょうか。女性や子供という切り口になると、UNFPA、UNWOMEN、UNICEFとなりますが、法律的なアプローチをどの程度やっているか疑問が残ります。

また、知人の中には、カンボジア特別法廷でインターンをやっていた大学院生(法学)も何名かいました。