#7263
Ippei Tsuruga
Keymaster

私自身が民間で働いた経験がほとんどないため(学生時代に短期の派遣やバイトをしていた程度)、どのような企業で働けばどのような経験が得られるのか明確な回答を持ち合わせておりません。ただ、英語で仕事ができる環境で鍛えられること、法務のスキル・知見を高められる環境であることはポイントなのではないかと思います。また、個人的な印象ですが、ある程度の規模の会社に正職員でしばらく働いてみるのはとても良い経験だと思います。日本の企業は若いころからマネージャーとして訓練されますが、国際機関や多くの西洋社会ではシニアになってはじめてマネージャーとして経験を積むことができます。この経験を先取りできることは、日本人であることのメリットだと感じています。

国外のNGOがどういったところを意味するのかにもよりますが、法務・女性といったトピックから想像するに、アドボカシーやアクティビスト系の団体なのではないかと察します。国外のアドボカシー系の団体の多くは、デスクレビューをベースに文書を作成したり、キャンペーンを企画したりすることが多い気がします。小規模な団体の場合はなかなかOJTを通じた指導を受けられないことも多いです。完全に主観ですが、日本の組織で働くのであれば、キャリアのはじめに大きな組織でしっかりしたトレーニングがある企業で経験を積むことは有意義だと思います。