ご投稿ありがとうございます。いくつかポイントがあると存じます。まず、8年のキャリアがある分野で経験を生かして次へ繋げられないか考えてみるのが一つのエントリーポイントかと思います。国際協力というと別世界のことのようにとらえてしまいがちですが、ある国の行政・政策に携わるというだけの違いであり、本質的には日本での経験が直接いかせるのが本来あるべき国際協力なのだと思います。ただ現実的な問題として、ご専門としていきたい分野がジェンダーということですので、貿易事務とは若干離れてしまうという悩みがあると察します。
ファンディング、広報など興味以外の分野からオファーがあった場合どうすべきか、という点についてはどのようなキャリアへ行きたいかによると思います。つまり、将来的にはジェネラリストやプロジェクト・プログラムマネージャーを目指すということであれば、無駄になる経験ではないはずです。一方、ジェンダーの政策分野にこだわるのであれば、可能な限り近い職種を探すのが良いでしょう。
文章から察するに、予算的な制約から仕事探しに時間を掛けられないという事情もあると思います。大学院の先生方の中で国際機関で関心分野で活動していた方などいないでしょうか。そういった方のコネで有給インターンの機会を得る人もいます。あるいは、人づてに仕事をもらってコンサルタントとして国際機関の内部で働いている人もいます。
最終的には判断次第となりますが、このような回答となります。