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- トピック「JICAの開発援助における役割について」には新しい返信をつけることはできません。
はじめまして。JICAの開発援助における役割について関心があります。ODAを一元管理し、有償、無償、技術協力の3スキームを使ってODAを実施する機関であると理解しています。
一方、外務省についてはODAの予算措置を行うのが役割。その予算の使途をJICAでは調査を通じて決定していく。具体的な案件実施はコンサルタントなどに業務発注する。
このような理解で正しいでしょうか。よろしくお願いします。
ご理解いただいているとおりだと思います。ちなみに、少しマニアックですが事業実施にあたっては、業務実施契約でコンサルタント会社(法人・個人)へ発注する場合と、直営の専門家を傭上するパターンがあります。有償・無償資金協力は前者、技術協力は両方可能だったかと思います(JICA公式ホームページに詳細が掲載されています)。二つの契約形態で大きく異なるのは、安全管理責任とコストに関する責任の所在です。一般的な企業法務と同じで、前者はJICAが法的な責任を負わず、後者はJICAの責任となるのかと思います。とはいえ、プロジェクト関係者の安全配慮にはJICAは最大限配慮していると思います。国際機関へ来てみて、JICAの意識の高さを再認識しています。