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台湾の主張

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1999年に刊行された台湾民主化の父李登輝総統の著書。現職時代に書かれた本で、アジアのリーダーとして日本に期待することと、不甲斐ない日本の姿を語っている。

日本人は参謀役を務めているときは素晴らしい能力を発揮できるが、いったん自分が前面に立たなければならなくなると、とたんに弱みが出てしまう。

日本人は何事にも真面目に取り組むが、これが参謀役の姿勢なのである。しかし、こうした真面目さによって作られる各部分は優秀でも、部分を組み合わせて全体で実践するときに必要なのは、日本人が考えているような真面目さといった能力ではない。精神的なもの、信念である。

現代の日本人には、この信念が欠如している。自信が欠落しているから、自分に対する信頼感がもてず、堂々と実行に移す迫力が感じられない。

そのため、部分的な細かいことには気付くが、大局的な大枠の把握に欠け、いつも小手先の議論ばかりしている。

日本人が国際社会でリーダーシップを発揮できないのは、能力がないからではなく、信念がないからである。

これは、李登輝総統の言葉です。私が日々向き合っている国際社会の荒波の中で自分に欠けている要素は何か。そう考えていたとき、雷を脳天に落とされたような感覚に襲われました。自分のやっていることは、参謀役止まり。ここから一歩先へ行くには、信念が必要だと。李登輝総統は日本統治時代に生まれ、日本の義務教育を受け、京都大学在学中に日本軍に従軍し、22歳まで日本人。台湾を占領して中華民国を樹立した国民党の独裁政権に潜り込み出世した暁に、1990年代に民主的な普通選挙を実施し、台湾を民主化した人です。日本の統治時代に日本が実施したインフラ整備、義務教育、経済・社会政策が、今の台湾基盤となっていると主張してきました。政治行政に携わる中で日本の政策や日本人との交流を生涯続けてきた人です。その中で、先の言葉を日本人に激励として贈っています。

日本人はアジアのリーダーとして自身を持ち、胸を張るべきだ、と。国際社会で仕事をする私たちには強烈に響くメッセージが多いです。なお、台湾の歴史をご存じない方は、李登輝総統の書籍を読んでみると良いと思います。日本の義務教育で教えられた自虐的な歴史観とは印象が180度変わります。そして、多くのメッセージが心に残ります。

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カテゴリー: 和書
  • 説明

説明

2020年7月30日、李登輝元台湾総統が逝去した。台湾と日本を心から愛し、多くの国民から尊敬された希代の指導者は、いかなる人物だったのか? 本書は、李登輝氏がまだ総統の在任中に、自身の生い立ちや思想、哲学に加え、日本へのメッセージなどを熱く語った1冊である。「なぜ、奇跡のような台湾民主化を実現できたのか?」「なぜ、1人の血も流さない革命を起こせたのか?」など、本書を一読すればその答えが理解できる。著者と生前に交流があった作家・門田隆将氏による解説付き。 「この文庫化は、前年に逝去した李登輝を悼むメモリアルといった理由だけではない、と私は考える。李登輝は、日本も台湾も同じくらい心から愛した。同時に、日本に心から期待を寄せていた。そんな李登輝が、やむにやまれず警世の書として日本人に贈った本書であるから、その言葉のひとつひとつが新鮮な輝きを持って、私たちに問いかけるのである」(本書「序文」〈早川友久〉より抜粋)

著者略歴

李登輝

1923年、台湾・淡水郡生まれ。元台湾総統。農業経済学者。旧制台北高等学校を卒業後、京都帝国大学農学部に進学。43年、日本陸軍に入隊。終戦後、台湾大学農学部に編入学。米国留学、台湾大学教授などを経て、71年、国民党に入党。行政院政務委員、台北市長、台湾省政府主席、副総統などを経て、88年、総統に就任。90年の総統選挙、96年の台湾初の総統直接選挙で選出され、総統を12 年務める。台湾の民主化を実現。2020年7 月30日逝去。

登録情報

フォーマット: Kindle版

出版社: PHP研究所

販売: Amazon Services International, Inc.

ASIN: B08W4XDSZG

発売日: 2021/2/2

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