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40年以上前の作品にもかかわらずというべきか、40年以上前の作品だからというべきか。酪農家の厳しさや、生活、田舎の中の田舎の暮らしが情緒があり、懐かしくもある。人間はどれほど田舎に住んでいても、人とのつながりの中で生きている。人の繋がりが家族の絆となり、人生ができあがる。人間模様、人生観を教えてくれる昭和の名作。
「お世話になりました。この家で過ごした日のことは、一生忘れません」―――『幸福の黄色いハンカチ』の山田洋次監督と高倉健のコンビが、北海道の大自然を背景に描く感動作。北海道、根釧原野の牧場でひっそりと暮らす母と子のもとに、一人の男が現れる。母の心に愛の灯をともし、少年には男のたくましさとやさしさを教え、秋風と共に男は去って行く。
山田洋次
高倉健, 倍賞千恵子, 吉岡秀隆