• English English 英語 en
  • 日本語 日本語 日本語 ja
Ippei Tsuruga
  • 国際協力の裏側Blog
  • 敦賀書店Review
  • 寄稿記事Contribution
  • キャリア相談Forum
  • ギャラリーGallery
  • プロフィールProfile
  • お問い合わせContact
  • Menu Menu
  • Shopping Cart Shopping Cart
    0Shopping Cart
  • Link to X
  • Link to Facebook
  • Link to LinkedIn
  • Link to Instagram
  • Link to Youtube

Products

  • 台湾の主張 ¥765
  • Jumanji ¥407
  • Downfall ¥204
  • 君を忘れない ¥299
  • 真田太平記 ¥10,866

Kounachir

¥299

国後島には道東の原風景がそのままある。日本のポツダム宣言受諾後にロシアが違法に占領した国後島は、ほとんど発展していないように見える。この作品に登場する島民は皆、自身の貧しさを強調し、政府が開発しないことを批判している。象徴的なのは住民の姿勢。「移住した住居にトイレも風呂もなく、政府に依頼したが自分で解決しろと言われ、40年間トイレも風呂の無い生活をしている。」という他力本願なコメント。荒廃した土地が、荒廃したまま残されているのも頷ける。

日本人が寄贈した「希望」と「友好」という名の客船を前に、経営者が語った言葉も印象的。「日本人は本気で領土返還を求めている。船の煙突には元々日本国旗が描かれていたが、我々がロシア国旗に塗り替えた。日本人は気を悪くしただろうが、ここはロシアなのでロシア国旗を掲げなければならない。」という件が日ロ関係を表している。日本の希望的観測に基づくロシア支援は、ロシア人にとって単なる天から降って沸いた贈り物で、見返りを送らねばならないとは微塵も思っていない。

「我々は戦争をし、日本は降伏し、ロシアが勝った。日本人は出ていき、我々はここで生活をする。日本に領土を返還する理由はどこにもない。日本が平和条約を求めるべきで、我々ではない。」という発言もロシアの立場をよく表している。丸山穂高議員が「戦争せずに、どうやって北方領土を返還させるのか」と言い、国会で糾弾された。ウクライナが侵略された今、当時の国会議員たちは何を想うのだろうか。ロシアとはそういう国である。

そこに住んでいる人に罪は無いかもしれないが、日本人として、道東の人間として、本当に胸糞の悪い作品。その点、この作品は良く仕上がっているとも言える。

カテゴリー: 映画
  • 説明

説明

邦題「クナシリ」。戦前には四島全体で約17000人いた日本人も、戦後の1947年から48年にかけて強制退去が行われ現在は誰もいない。寺の石垣、欠けた茶碗、戦車や砲台など、国後島の至るところに今なお日本や第二次世界大戦の傷跡が残っている。両国の交流は断たれているため、日本人墓地も荒れ果てたまま土に埋もれ、そこに人の姿はない。映画では国後島の厳しい現状やロシア人住民らの生活の様子が収められ、政治に翻弄されてきた島民の暮らしや本音、日本人が残したものを追っていく。

監督

ウラジーミル・コズロフ

関連商品

  • Lord of War

    ¥299
    Add to cart Add to cart Amazonで探す
  • 聯合艦隊司令長官山本五十六 太平洋戦争70年目の真実

    ¥400
    Add to cart Add to cart Amazonで探す
  • Mr. & Mrs. Smith

    ¥299
    Add to cart Add to cart Amazonで探す
  • Top Gun

    ¥299
    Add to cart Add to cart Amazonで探す
© Copyright - Ippei Tsuruga
  • Link to X
  • Link to Facebook
  • Link to LinkedIn
  • Link to Instagram
  • Link to Youtube
Link to: レイディオ Link to: レイディオ レイディオ Link to: Backstabbing for Beginners Link to: Backstabbing for Beginners Backstabbing for Beginners
Scroll to top Scroll to top Scroll to top