Rural Development: Putting the last first

¥3,816

1983年に発売された書籍で、最近Kindle版が発売されました。私は英国サセックス大学開発学研究所（IDS）在籍時に図書館で見つけて読んだのですが、表紙のたった4つの単語に魅了されてしまいました。

「Putting the Last First（貧しい人を先に）」

この一文が、ロバート・チェンバースの人生そのものであり、今なお開発を志す全ての者が忘れてはいけない言葉なのだと思います。

アマゾンのレビューを見ていると、賛否両論あるようです。現在も通用する開発の名著という人もいれば、もはや昔話と切り捨てるコメントまで多様です。

私は本書が示しているのは、開発の技術的なアプローチではなく、開発に取り組む心構えや姿勢だと理解しています。そして、そのような普遍的な価値観は、どれほど時が経とうとも時代遅れのものにはならないと思います。

これから開発学を志す方には読んでいただきたい一冊です。

なお、本書のコピーがIDSホームページで無償配布されています。ご希望の方はこちらからダウンロードください。また、日本語版はこちらをご覧ください。

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説明

Rural poverty is often unseen or misperceived by outsiders. Dr Chambers contends that researchers, scientists, administrators and fieldworkers rarely appreciate the richness and validity of rural people’s knowledge or the hidden nature of rural poverty. This is a challenging book for all concerned with rural development, as practitioners, academics, students or researchers.

著者略歴

ロバート・チェンバース
イギリスのサセックス大学開発研究所研究員。第三世界における農業開発の実践・研究両方において長年の経験をもつ。ケニア、ボツワナ、スリランカ、インドで働いたほか、アフリカとアジアのその他の国々で農村開発のコンサルタントの仕事に携わる。

登録情報

フォーマット： Kindle版

ファイルサイズ： 1232 KB

紙の本の長さ： 257 ページ

出版社: Routledge

販売： Amazon Services International, Inc.

言語: 英語

ASIN: B00KAD8DEC

発売日: 2014/5/12

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