¥500
戦後も兵役解除を聞くことなく、フィリピンのルバング島でゲリラ戦を展開していた小野田少尉の物語。実話をもとにしたフィクション。各所にフィクションが盛り込まれているが、小野田少尉や他の日本兵がどのように生き、戦ったのかが記録されている。日本人監督ではなく、外国人によって描かれた映画である点が、残念。
1974年、ある青年旅行者(仲野太賀)は、幻の日本人・小野田寛郎(遠藤雄弥/津田寛治)に会いにフィリピンに向かう。時を遡ること約30年前、秘密戦の特殊訓練を受けた小野田は、フィリピン・ルバング島にて秘密裏にゲリラ戦を指揮するよう命令を受けジャングルに潜伏していた。小野田は上官の谷口(イッセー尾形)から言い渡された「君たちには、死ぬ権利はない」という言葉を胸に、ジャングルでの壮絶な日々に対峙していったのだった。
アルチュール・アラリ
遠藤雄弥, 津田寛治, 仲野太賀