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  • Ippei Tsuruga
    キーマスター

    ご投稿ありがとうございます。雑談の殴り書きのような散文をお読みいただいて光栄です。なかなか経験豊富な方へ助言することは難しく、そのような立場にありませんが、少しだけお返事させていただければと思います。契約を途切れることなく続けるためにはどうすべきか。正直なところ、私にもわかりません。日々必死に生きています。JICAの終身雇用契約を捨ててILO職員となって感じるのは、実力以上に運やタイミングに左右されることが多いということです。他の国際機関はわかりませんが(かなりILOは事情が異なるようです)、ILOの私の分野の場合、新規予算や新規案件が形成されることは極めて稀です。実際、自分が応募できる職位のポストが公募されることは年に1回あればよい方です(ちなみにILOは内部公募はありません)。人道支援や開発銀行を含む金回りの良い国際機関であれば、新規案件や新規ポスト(短期契約含む)が形成されることがあるようです。しかし、ILOの場合はイレギュラーに新規予算が獲得できることが稀なので、「新しいポストができるかもしれない」という漠然とした期待感より、パイプラインを見れば「新しいポストは自分の契約が終わるまでにはできないだろう」という明確な予測が成立します。話を戻しますが、こうした環境の中で仕事をしていると、数年、数か月先の予測をすることはおろか、出張予定を含め、来週、来月の予測も立てにくい生活サイクルとなっています。私はFixed termという契約形態ですが、今年は2、3回契約書を交わしました。契約は途切れなく仕事をしていますが、こうした境遇で仕事を続けるのは家庭があると厳しいと感じる昨今です。

    私自身の話が長くなりましたが、専門性が狭まれば狭まるほど、こうした事情が出てくると思います。ILOしか知りませんが、国際機関は往々にして類似の事情があるのかもしれません。もし国際機関でのキャリアをお考えである程度キャリアがおありなのであれば、日本政府の後押しを受けられるプログラムを活用することをお勧めしたいです。国際機関は政治の場なので、力のある国の影響力が人事にも強く響きます。これを毛嫌いする人もいますが、私はむしろ当たり前のことだと思っていて、本国と強いパイプを持つ人が活躍できる場だと感じます。JICAでの経験は、日本政府の印象も良いでしょうから、大いに活用されるとよいと思います。

    https://www.mofa-irc.go.jp/dl-data/2019midcareer_UNDP_announcement.pdf

    https://www.mofa-irc.go.jp/apply/mission.html

    JICAのコンサルタント契約に関しては、直近の制度を把握できておりません。ただ、日本のODA事業の場合、開発コンサルタント会社に所属する方が組織のバックアップなどを含め有利なように見えます。今後の開発援助潮流に関しては、技術協力や無償資金協力は先細りとなり、借款や民間連携の比重が大きくなると考えています。そのような流れとなった場合、個人事業主として契約を獲得していくのはかなり大変となってくるような気がしますが、どうでしょうか。コンサル業界に関しては門外漢なので、見当違いかもしれません。

    JICAの企画調査員もアフリカなどの不人気な地域であれば、競争倍率も低いという事情があるかもしれません。JICAのご経験が長いようでしたら、JICAのキャリアがあっているような気がしますが、いかがでしょうか。JICAの専門家は、国際機関よりも待遇や競争倍率含め、有利な契約条件であることが多いと思います。

    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    ご投稿ありがとうございます。私も大学3年生の冬から語学留学をした経験があるので、親近感をもって拝読しました。JICAへの就職をご希望というのは、新卒での採用をご希望と理解しました。私の経験上、JICAの新卒採用へ応募してくる方の多くは類似経験をしている学生と考えて頂ければよいと思います。つまり、「どこで何をやっていました」ということに関しては、それほど差が出ないことが多いのではないかと察します。そこで大切なのは、大学時代の経験から何を学び、JICAでどのようにいかしていきたいか。そういったことを経験から自然と話すことができる状態で試験・面接に臨むことが大切かと思います。新卒採用は人間性と成長力を審査するものです。かつてのJICAの同僚や知人を見ていて感じるのは、どれほど専門性が際立っていてもコミュニケーション力や人間力がなければ、JICAの新卒採用は通らないような気がします。これからの一年の計画は十分煮詰まっているように見えます。一つ一つの体験を尻込みせず、本気で取り組むことで道は開けると思います。

    返信先: インターンシップの選択について #9939
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    ご投稿ありがとうございます。JPO選考に何が有利に働くかについては、外務省が選考過程で判断しているため、私には何とも言えません。私の周りを見渡すと、日本の国際機関やNGOでのみインターンを経験していたという方はあまりおらず、何らかの形で日本国外で活動経験のある方が多いです。家庭の事情や費用面を考えると、多くの方は無給でインターンを続けることは難しい現状があると思います。国際機関の有給インターンは数少ない機会ですが、少しずつ増えてきてはいます。そうした事情がある場合、国内のインターンについても、なるべく有給で働くことができる機会を選びたいところです。的を得ない回答で申し訳ありませんが、私なら応募できるものには全て応募して、決まってから選ぶことを考えます。JPOもタイミングや運によって左右されることも大いにあると思いますので、迷ったら目の前のチャンスから順番につかんでいくように心がけています。

    返信先: 大学院の選び方について #9325
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    私自身の専門とは異なるので、大変恐縮ですが、なかなかアドバイスすることが難しいです。こちらのポッドキャストで様々なキャリアのお話を聞くことができるので参考になるものがあるかもしれません。

    http://Fairly.fm

    また、来週、ブリティッシュカウンシル主催の大学院留学セミナーがあるようです。このような機会に足を運んで、大学関係者と直接お話をすることで何かのきっかけになるかもしれません。

    https://www.britishcouncil.jp/studyuk/updates/events/development-international-studies

    返信先: 専門家として生きていくためには #9277
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    ご投稿ありがとうございます。年齢や条件や専門性など、様々な要因からキャリア転換のベストタイミングを見つけるのは、なかなかわからないものですよね。私はポストを見つけた時が応募するタイミングなのだと心得ています。

    具体的なアドバイスについては、門外漢なので直接回答をすることができず苦しいところです。こちらのポッドキャストを運営されている高橋さんも同じ分野のキャリアを歩まれているようです。何かヒントがあるかもしれないので、リンクを共有させていただきますね。

    http://Fairly.fm

    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    ご投稿ありがとうございます。「専門嘱託は職歴として評価されない」というコメントをどのような文脈でしたかわからないのですが、むしろ立派な経歴になると思います。「日本人が少ない国際機関では認知度が低いため、どのような仕事をしてきたか理解されにくい」という趣旨のコメントかもしれません。

    少なくともJPOの選考は日本の外務省が行うので、専門嘱託としてどこかで働いていたといえば、ピンとくると思います。また、国際機関の選考であっても、タイトルより、どのような中身のある仕事をしてきたかが重要です。

    国際機関を念頭にキャリアを考えられているのであれば、契約形態はあまり気にする必要はないのではないかと思います。

    返信先: 公共政策修士について #8842
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    専門家としてのキャリアを志向するのであれば、専門分野にターゲットを絞った学科で極めるのが良いと思います。専攻が決まっていないので公共政策大学院というのも理解できます。JICAや国際機関でどのような修士号が評価されるかは一概には言えません。開発学然り、キャリアは多種多様なので、ご自身が納得のいく道を選ぶのが良いかと思います。ほとんど回答になっていませんが、過去の回答で参考になりそうなものがあったので、URLを貼り付けておきますね。

    https://ippeitsuruga.com/ja/bbs/topic/%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e9%99%a2%e3%81%a7%e3%81%ae%e5%ad%a6%e4%bd%8d%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/

    https://ippeitsuruga.com/ja/bbs/topic/%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e9%99%a2%e3%81%ae%e9%81%b8%e6%8a%9e%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/

    https://ippeitsuruga.com/ja/bbs/topic/%e3%81%a9%e3%81%ae%e5%88%86%e9%87%8e%e3%81%a7%e4%bf%ae%e5%a3%ab%e5%8f%b7%e3%82%92%e5%8f%96%e3%82%8b%e3%81%b9%e3%81%8d%e3%81%a7%e3%81%97%e3%82%87%e3%81%86%e3%81%8b%e3%80%82/

    返信先: JPOへの挑戦 #8663
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    ご投稿ありがとうございます。ぜひ挑戦されてみるとよいと思います。JPOの専攻は日本政府による国内選考なので、同じような経歴の同期とポスト獲得争いをするイメージです。日本政府の戦略でJPOの募集枠が増加傾向にあるので、良いタイミングかと思います。

    以下、JPO後に広報キャリアを続けることを念頭に、私の考えをお伝えします。広報ポストの場合、ジャーナリスト出身の方は多い印象を受けます。ただ、各言語を母語(母語並みに流暢)とする人材が重宝されるのは避けることができない現実かと思います。ILOのように小さな広報部隊で展開している組織の場合、記事の執筆や編集に留まらず、所属長のスピーチ原稿の執筆や取材対応(専門部署のメモ出しの取り纏め)など多様な役割があるようです。

    私は国際機関での事業とは別に、オンラインマガジンやSNSの運営を行っています。その中で感じるのは、国際機関で広報を本業としている職員も、必ずしも新しい広報のアプローチを取り入れることができていないということです。中堅からシニアの広報職員に求められてきた上記のような役割から、もっと現代的な新しい広報ツールを活用した戦略を展開していくことができる人材が求められていくのではないかと感じます。

    少々脱線しましたが、ジャーナリズムのみでよかった過去の広報から、企画力と新時代への対応が求められるこれからの広報の展望を描いてみました。

    返信先: 専門性がある場合の中途採用について #8662
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    ご投稿ありがとうございます。私がJICAに在籍していたのは2016年3月までなので、状況は多少変わっているかもしれません。ここでは在籍時の状況を基に回答させていただきます。

    ご理解いただいている通り、JICA職員としての仕事は専門家ではなく、組織戦略を立て、専門家チームを操り、事業を実施することです。それ故、テレビ局で言うところの「プロデューサー」としばしば例えられています。弁護士資格を持っている職員を知らないため一概には言えませんが、資格を持っていること自体が強みとなることは少ないと思います。

    中途採用の場合、少なくとも最初の部署は専門性を重視した人事配置となるはずです。その次の部署では、在外事務所の関連分野の担当となることが多いようです。海外駐在を終えて帰国するとおそらく7年目くらいになると思いますが、年齢によっては主任調査役・企画役といった管理職見習いポストとなるかもしれません。その場合、専門に直結する部署に空きがあることは稀なので、多くの職員は専門性に微妙に重なる部署か、間接部門への配属となるか、駐在していた国の地域担当部署への配属となるか、いずれの場合もジェネラリストの要素は高くなると思います。

    離職率を上げたくないはずなので、基本的には希望する部署を優先的に考慮してくれるとは思います。しかし、大きな組織なので人事ポストの玉突きに左右されることは多く、結果的に離職する職員も多いです。

    エキスパート職は表向きは専門家キャリア(管理職となることを想定しない)としてデザインされていますが、専門分野以外の管理職ポストについてマネジメントの仕事をしている方も多いです。専門分野がいかせる課題部の管理職ポストは少ないためです。

    個人的な見解ですが、40歳になったときに、エキスパートかジェネラリストか選べと言われても、国際的に通用するエキスパートにはなれないと考えています。これは在籍時にも意見しましたが、改善されているかわかりません。

    返信先: 大学院留学の時期と期間について #8563
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    私も大学卒業後に大学院へ行きました。行けるのであれば、早い段階で大学院へ行くのが良いと考えています。その後、無給で働く時期を経ず、有給の仕事を見つけることができれば、そのほうが良いことは間違いありません。1年の準備コースは時間とお金が無駄に感じます。私も大学院へ入学し、英語で苦労した経験はありますが、何とか卒業した時には英語も上達していました。

    Fairly FMでお話されている畠山勝太さんのエピソードを聞いてみるとよいかもしれません。教育分野でご活躍されている方で、キャリアのお話もされているので参考になるかと思います。

    https://fairly.fm/

    返信先: JICAの職員について #8562
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    日本国憲法前文を念頭にしている方がどの程度いるのかわかりませんが、そのような気持ちで働いている方も多いのではないでしょうか。

    返信先: 就職活動に関して #8538
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    ご投稿ありがとうございました。民間企業での業務経験を有していないので、経験に基づく回答は難しいところです。ただ、過去のやり取りの中でいくつか参考になりそうなものがありましたので、下記にURLを掲載しておきます。ぜひご覧になってみてください。特に、最初のURL先の相談者である牛嶋さんのご経歴は参考になるのではないでしょうか。こちらでブログも書かれています(https://career-academy.hatenablog.com/)。いずれにせよ、多様な働き方が存在し、求められている時代です。国際機関の同僚も民間の経験を有す人は多いです。

    https://ippeitsuruga.com/ja/bbs/topic/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%A9%9F%E9%96%A2%E3%81%A7%E6%B4%BB%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8B%E6%B0%91%E9%96%93%E3%81%A7%E3%81%AE%E7%B5%8C%E9%A8%93%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

    https://ippeitsuruga.com/ja/bbs/topic/%E9%99%A2%E5%8D%92%E5%BE%8C%E3%81%AE%E9%80%B2%E8%B7%AF%E3%81%A8%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%9B%B8%E8%AB%87/

    https://ippeitsuruga.com/ja/bbs/topic/%E5%9B%BD%E9%80%A3%E5%8B%A4%E5%8B%99%E3%82%92%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%97%E3%81%9F%E4%B8%8A%E3%81%A7%E3%81%AE%E8%BB%A2%E8%81%B7/

    https://ippeitsuruga.com/ja/bbs/topic/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%A2%E9%80%B2%E5%AD%A6%E5%8F%8A%E3%81%B3%E3%80%81%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%A7%8B%E7%AF%89%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

    https://ippeitsuruga.com/ja/bbs/topic/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%A2%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%81%B3%E3%80%81%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%AB%E5%BD%B9%E7%AB%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93/

    返信先: 国連勤務を目指した上での転職 #8498
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    ILO以外の国際機関の事情は知りませんが、コネというのは大きく2つあると思います。1つ目は、空席公募へ応募した際に、知っている人だと採用しやすいこと。2つ目は、コンサルタント業務を発注する際に金額次第では公募する必要がなく、三者見積もり等で調達可能であること。私の感覚ではコネの大切さは、2つ目にあると思います。1つ目の空席公募の場合、書類選考を人事担当が行い、筆記試験と面接試験を担当部門が行うことが多いはずです。筆記試験は候補者名を伏せた形での採点となり、面接で不合格にする場合にも相応の理由を明記しなければならないと思います。そのため、恣意的にコネだけで合格できる仕組みは空席公募の場合は少ないのではないかと思います。

    広報関連の部署には確かに、ジャーナリスト出身の方もかなりいる印象です。公募すると似たような経歴(ハイレベル)の人が応募してくるので、当該機関での勤務経験など相応の経歴がない場合は目を引かないのではないでしょうか。いずれにせよ、公募は想像を超える倍率なので、宝くじのようなものです。

    その他のご質問に直接の答えはあいにく持ち合わせておりません。一つ助言できることがあるとすれば、実際に応募してみてはいかがでしょうか。各機関の人事ページを毎日見て、ダメもとで応募をすること数十回。それを経て、自身の経歴の価値が見えてくるのだと思います。

    返信先: ILOに向けた専門・キャリアパス #8497
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    データ基づいた回答ができないことをご了承ください。あくまで私の直感による回答です。ILOには技術部門、管理部門、研究部門の三種類があります。この中でスペシャリストと呼ばれるのは技術部門所属の人々です。全般的に、ILOでは研究部門を除けば博士号を持っている人は少ない印象です。また、英語のネイティブも少ないです。世界銀行やUNICEFのようにアメリカの影響が強い機関と、ILOのようにヨーロッパ大陸の影響が強い機関の違いがこのようなところにも表れていそうです。

    技術部門では経済を専攻している人は多い気はします。ただ、統計や計量経済学を駆使した量的な分析を求める仕事は極めて少なく、そうした人材はあまりいません。おそらく賃金に関する部署に数名いる程度です。個別分野について、労働経済学や産業組織論といった分野を専攻してこなかったので今一つピンときません。ただ、他の国際機関と大きく異なるのは、各国の労働省、労働組合、経済団体での勤務を経てILO職員になった人もかなり多いです。そういった意味で、各国における政策実務経験がより重視される機関なのかもしれません。

    ILOでは他の国際機関と異なり、空席公募をまとめて年3回程度行います。ご質問されているように、どの職種でどのような学歴・経験が必要なのかが明記されているのでご覧になってください。

    返信先: 専門分野を決めるにあたって #8426
    Ippei Tsuruga
    キーマスター

    一つ目のご質問については、正直なところよくわかりません。Social Welfareが日本語で言うところの社会福祉と理解していますが、定義は国によって、研究者によって曖昧です。これは社会保障分野でもしばしばあることで、Social Security, Social Protection, Social Assistance, Social Insurance, Social Welfare, Social Policyのどれをとっても、定義が常に議論になります。

    青年海外協力隊の公募にアンテナを張ってみてはどうでしょうか。私もすべてを把握しているわけではないので何とも言えません。ただ、福祉分野のJICA事業は、障害分野に偏っている印象を持ちます。

    ガバナンス分野の開発コンサルというのはあまり存在しないのは、JICAのガバナンス分野の事業が相対的に少ないことが背景にあると思います。JICAが企画しなければ、開発コンサルタントには仕事は生まれません。JICAのような二国間援助機関はガバナンス分野の支援に一定の制約があるのが背景にある気がします。つまり、内政干渉にならない範囲でガバナンス支援をしなければならないという制約です。また、ガバナンスに不安のある国は職員の安全確保が厳しい傾向もあり、邦人職員が死傷するリスクを抑えなければならないJICAのような機関は事業展開に制約があります。国際機関も職員の安全確保は優先事項としていますが、ご存知のようにJICAがいないような紛争地帯等でも国際機関は活動しています。

    国際公務員としてのアイデンティティを持つべきか、日本人としてのアイデンティティをもって国際機関で働くべきか。私は後者を支持します。これは生まれや育ちに左右されると思います。残念ながら日本社会に適応できず、日本で働くのが嫌だから国際機関を選ぶ日本人も相当数会ってきました。しかし、どれほど綺麗ごとを言っても、国際機関は国籍を持っている者同士が働く場です。幼少期から外交官の両親とともに様々な国を転々としてきた職員の中には、自国のアイデンティティがない状況で働いている人もいますが、例外ではないでしょうか。そもそも、国際連合は世界大戦の戦勝国によって成立し現在に至っていますし、国連公用語も国籍別採用人数も私たち日本人にとっては不公平なものとなっています。予算を自国から持ってくることも日常的に求められるでしょうし、基本的には自国とのつながりで仕事をしている職員のほうが大多数かと思われます。

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