国際協力を生業としていますが、仕事以外の部分を書いていきたいと思います。国際協力仕事人はどのような私生活を送っているのか。何を考え、キャリアを選択しているのか。様々な角度からコラムを書くことで、国際協力がより身近になればと考えています。

インドネシア政府の年金改革の内部会合に呼ばれ

ジャカルタ郊外の避暑地ボゴールにて、インドネシア政府の内部会合に急遽参加。年金制度改革をどの方向に持っていくか細かい数理計算やオプションの利点欠点など議論。省庁間で政策志向は異なるが、皆自分の子供の世代が苦労しないように、半ば怒号の真剣な議論のぶつかり合い。 さらに読む

条件付き現金給付(CCT)という病

今回の会合は副大統領府直轄のシンクタンク(TNP2K)が主催した会合で、インドネシア政府高官や研究機関の幹部が多く出席した。貧困削減が主題で、「撲滅のためには何が必要か」が議題。インドネシアは世界最大CCTプログラムを実施しているだけあって、巨額の税財源が過去二十年間投下され続けている。 さらに読む

ジャカルタの丸亀製麺が現地化している話

インフレと円安。ジャカルタの和食チェーン店は日本人向けではなくインドネシア人向けにシフトしている。空港の丸亀製麺はかけうどんと天ぷらで500円。天ぷらも現地化していてちくわチーズ天ぷらはあるのに、大好きなきつねがない。本物のうどん食べるなら香川行くしかない時代に。 さらに読む

労働省への技術協力の日常

労働省は顔バレしているのか、毎回顔パスで部外者用IDも発行せず、通してくれるので時々不安になる。ここ数日は高温多湿の猛暑でじっとしていても汗をかく。昼時に労働省へ出社。腹ごなしに屋台でトンセンというスープ料理を汗だくになりながら平らげ、社会保障課へ。 さらに読む

JRAのスマホ持ち込み禁止は日本らしい事案

JRA若手騎手が調整ルームと控室にスマホ持ち込みで騎乗停止件。他国の事例が気になった。 さらに読む

肥満大国インドネシアの食生活

糖尿然り肥満大国インドネシアもその直後を追いかけていくのだと思います。人口規模からしても、マレーシアを抜き去りアメリカのような状況も見えてくる。アメリカとの違いは国保がある点。政府支出は膨大となるのだろうなぁ。 さらに読む

仕事の信頼

英語で仕事していると誰々は「プロフェッショナルだ」という話をよく耳にする。噛み砕いて聞いてみると、日本人には当たり前のことが多い。 さらに読む

サッカーにタイムキーパー制が必要な時代

長年サッカーに携わっているが、タイムキーパー制導入した方が公平感があると思う。この試合の様に、主審が一方を勝たせるためにロスタイムを操作する場合、もう一方は不利になる。もし意図的ではない場合でも、証明するすべはない。ラグビーの様にホーンがなってワンプレーの方が納得感がある。 さらに読む

インドネシア政府と年金制度改革の質問のやり取り

インドネシア政府から私のチームに年金制度改革の質問が引っ切り無しに届く。先週末にスタッフの携帯に電話があって、3時間話したそうだ。私が参加するときは通訳を雇う必要があるので最低でも前日までには会議設定する必要がある。ただ、急に電話が来て数時間議論ということはよくある。 さらに読む