エントリー - Ippei Tsuruga

メーデーでインドネシア大統領が約束した3つのこと、アウトソースの禁止など

2025年5月1日、インドネシアのプラボウォ大統領がスカルノ大統領以来初めて現職大統領としてメーデーの全国集会に参加し、注目を集めている。労働組合の幹部やメンバーが集まる場で行われたスピーチでは、労働政策に関する3つの重要な約束が表明された。

なぜ縫製業はインドネシアからベトナムへ移転したのか?社会保障の観点から

インドネシアの現在の市場環境は、社会保障の観点から縫製セクターに重大な課題をもたらしています。特に労働集約型産業において、国際的な市場におけるインドネシアの競争力に対する懸念が高まっているようです。特に労働集約的な女性を雇用する縫製セクターは、2024年12月に実施された最低賃金の引き上げの影響を受け、これらの産業は人件費増加に直面しました。

官僚への支払い

昨年あった出来事の話をしよう。政府からの要請で政策対話を支援することとなった。しかし、準備を進めるにつれ、ちゃぶ台返しのような話が出てきた。招待者への支払い問題である。

インドネシア社会保障審議会との対話

インドネシアには社会保障審議会(DJSN)という機関がある。日本の厚生労働省に設置されている社会保障審議会は社会保障政策に関する諮問機関だが、インドネシアの社会保障審議会は労働省ではなく、人間開発調整省に置かれている。