エントリー - Ippei Tsuruga

人脈を作る仕組みづくり

インドネシアで社会保障関連の政策会合を主催・共催し、あるいは招待を受けて発言する機会が仕事を通して多い中で、この国独特の人脈構築の必要性を痛感している。インドネシアは個人のつながりが直接仕事につながる国であり、組織対応が […]

インドネシア社会保障法改正と家政婦法案の動向(6月上旬の活動の振り返り)

6月29日現在、ジャカルタでは例年より長い雨季が続いている。本来であれば乾季に入る時期だが、秋のような気候となっている。今月の活動を振り返ると、インドネシアの社会保障制度改革と労働法制整備において、政府機関や国会との重要な協働が相次いで実現した。

政策支援で期待される成果と資金繰りへの影響

資金繰りの問題で言うと、人道支援のように黙っていても人道危機が起き、資金提供者から声がかかることは、私の分野ではありえない。社会保障や政策支援は、納税者や消費者には成果の見えにくい分野であり、人道援助に比べると資金調達が難しい。ILOの中でも、ほとんど資金がつかないところだ。そういう状況でどのように事業経営をしていくかといえば、まず目立たなければならない。目立った上でしっかり実績を出す。目立つというのは日々の発信が大切であるということだ。

国際機関職員にとってソーシャルメディアは営業、広報、調達ツール

ILOは零細企業や個人事業主の集団であると、私は常々思っている。実際、組織対応ではなく、何でもかんでもすべて個人がやらねばならない場面があり、組織的にもそうするように言われている。 スタッフの採用やや業務委託先の調達に関 […]

国際機関の資金繰りが厳しい今、ILOの現場における事業運営はいかに?

私個人の状況について述べると、幸いなことに、アメリカの影響が薄い、現場のプロジェクトマネージャー兼責任者という立場にある。社会保障分野でインドネシアを担当する場合、私が全責任を負う形になる。もちろん上司である所長などが存 […]