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Fukushima 50

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東日本大震災直後の福島第一原子力発電所事故を描いた記録映画。当時のことは鮮明に覚えている。2011年3月11日、私はJICAの同期とともに、人事研修最後の筆記テストを受けていた。麹町本部とは別の場所にある特設会場での試験だったので、地名までは覚えていない。揺れた直後、ビルのアナウンスが鳴り、建物から出ないように呼び掛けていた。後日ニュース映像で見て知ったのだが、建物を飛び出した人々の頭上から看板やらいろいろなものが降り注いでいて、ビルのアナウンスに助けられた気がした。揺れが収まって外に出て目にしたのは、500メール程先にある背の高いビルの屋上に立つ巨大なアンテナが大きく揺れていたこと。そこから本部まで徒歩で1時間ほどかけて戻らねばならなかったが、田舎者の私や他の同僚は道がわからず、東京の土地に詳しい同僚が先導してくれたのを覚えている。本部へ帰ると定時前なのに帰宅許可が出ていて、もうすでに多くの職員が帰り支度を始めていた。電車の混雑が伝えられていたため、早々にコンビニで食糧やお酒を買ってきて、職場で飲み明かす準備をしている同僚もいた。私や他の寮生は皆で歩いて帰ることになり、8時間かけて革靴で千葉県市川市南行徳まで歩いて帰った。浅草で夕食がてら一杯やって、家路についたのは午前2時を回っていたのを覚えている。そこからの数週間は生きた心地がしなかった。作中にも出てくるが、「日本が終わる」と考えた瞬間が何度もあった。出社してテレビ画面にかじりつく職員が悲鳴を上げて、駆け付けた他の職員と一緒に私が見た者は建屋が爆発する映像だった。関係先が外国の大使館であることが多い私たちは、外国政府が職員や自国民を早々に東京から退避させていることを日に日に知ることとなり、その中で仕事を平常心で続けることは難しかった。家族のいる者は田舎へ返し、「会社は守れなので、自分の決断で自分の命を守ってください」と、年配の幹部から言われたことは今でも記憶に新しい。東日本が壊滅する日を考えながら、自分の人生と向き合った数週間だった。原発内で最後まで対応に当たって頂いた方々のお陰で今の日本はあると感じる。

カテゴリー: 映画
  • 説明

説明

あの日、原発内に残り戦い続けた50人の作業員たちを、世界は“Fukushima 50(フクシマフィフティ)”と呼んだ。2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大の東日本大震災が発生した。太平洋から到達した想定外の大津波は福島第一原発(イチエフ)を襲う。内部に残り戦い続けたのは地元出身の作業員たち。外部と遮断されたイチエフ内では制御不能となった原発の暴走を止めるため、いまだ人類が経験したことのない世界初となる作戦が準備されていた。それは人の手でやるしかない命がけの作業。同じころ、官邸内では東日本壊滅のシミュレーションが行われていた。原発内で戦い続けた50人の作業員たち。本当は何が起きていたのか?何が真実か?

監督

若松節朗

主演

佐藤浩市, 渡辺謙, 吉岡秀隆

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