アメリカではサービスが悪くても儲かるが、日本ではきっと儲からない
築120年のアパートの自宅には、当然のことながら洗濯機がついていない。つければよいといわれるかもしれないが、配管がないのでつけられない。よって、100世帯以上が暮らすこのアパートには、コインランドリーが地下一階に設けられているだけである。
国際労働機関(ILO)社会保障政策担当官。国際協力機構(JICA)に新卒で入構し、6年間勤務。アジア・アフリカの開発援助に実務・研究の両面で開発援助に従事。開発途上国の貧困と開発を深掘りするオンラインマガジン-The Povertistの運営・編集なども行う。
築120年のアパートの自宅には、当然のことながら洗濯機がついていない。つければよいといわれるかもしれないが、配管がないのでつけられない。よって、100世帯以上が暮らすこのアパートには、コインランドリーが地下一階に設けられているだけである。
英国サセックス大学開発学研究所(IDS)が開発途上国の社会的保護(Social Protection)に関する短期コースを開講する。社会政策に携わる政策決定者、実務家、研究者を対象として開講されるこの集中講義は今回で4回 […]
水資源の適切な管理は、持続可能な開発目標(SDGs)が扱う多くのセクターへ影響するトピックかもしれない。12月14日のワシントンDC開発フォーラムの勉強会のテーマは、「開発途上国の安全な水へのアクセス-現状とJICAの取 […]
オンラインマガジン-The Povertist-を通じて開発途上国のネタや開発援助業界の話を紹介しています。
ミスター・マーケットとは株式市場のことで、投資家ベンジャミン・グレアムが使った言葉だ。日本、イギリス、カンボジア、ケニア、ニュージーランド。いろいろなところに住んできたが、ここまで資本主義を意識させられる国はなかった。
ラストマイル、開発途上国の貧困撲滅までの道のり。過去数回にわたって紹介してきた書籍「The Last Mile」だが、プロモーションビデオが公開された。とてもわかりやすくポイントがまとまっているので、通勤電車の中の3分間 […]
フィンランド政府が月800ユーロ(非課税)のベーシックインカムを全国民へ給付するようだ。国民の約7割が賛成し、2017年に試行が開始される新制度は、複雑化した社会保障・福祉政策をやめることで管理費・運営費を削減する狙いが […]
ガーナ政府が社会的保護に関する予算(貧困層向けの社会保障予算)を2016年度に大幅削減することが報じられた。約40%の大幅削減が見込まれ、公共支出の削減を求めるIMFの影響を受けたとされる。 政府は社会セクターへの支出を […]
ケニアで大規模に実施されている孤児や脆弱な子供たちに対する現金給付プログラム(CT-OVC)のインパクトを世代やジェンダーの観点から分析した論文が発表された。 社会保障の給付方法の好みはジェンダーと世代で異なるかもしれな […]
開発援助業界の大御所、イギリスはどこへ向かう? イギリスの政府開発援助(ODA)を担う国際開発省(DFID)が新ODA戦略を発表した。多くのメディアが「英国の援助方針が変わった」と報道している。何が変わったのだろうか。 […]