持続可能な開発目標(SDGs)貧困撲滅と栄養改善へ2030年までの道のり
今月末にニューヨークで開催される国連総会で、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)が採択される。17ゴールと169ターゲットからなる目標が、開発途上国だけでなく先進国 […]
国際労働機関(ILO)社会保障政策担当官。国際協力機構(JICA)に新卒で入構し、6年間勤務。アジア・アフリカの開発援助に実務・研究の両面で開発援助に従事。開発途上国の貧困と開発を深掘りするオンラインマガジン-The Povertistの運営・編集なども行う。
今月末にニューヨークで開催される国連総会で、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)が採択される。17ゴールと169ターゲットからなる目標が、開発途上国だけでなく先進国 […]
8月27日、熱帯性低気圧「エリカ」がカリブ海の島国ドミニカを襲った。既に数十人の死亡が確認され数千から数万人の被災者が見込まれている。 これを受け、国際協力機構(JICA) は緊急援助実施を決定。援助物資の輸送を開始した […]
30年まで15年もある。いや、「15年しかない」という方が正しい。2030年までに貧困を撲滅することを目指すのであれば、今すぐに慢性的貧困の問題に取り組まなければならない。どのような課題があり、開発途上国や援助機関はどの […]
1945年8月15日から今日で70年を迎えます。当時の敵国でこの日を迎えることは感慨深いものがあります。戦争は、勝った方が歴史を作り、負けた方は歴史を受け入れなければなりません。また、戦勝国より敗戦国に戦争の記憶はより深 […]
放送大学の統計学概論がやけに詳しい。専門書一冊分の分量はありそうなほどの情報量と体系だった説明がなされている。ホームページからの閲覧が少し見にくかったので、目次を整理してまとめた。
政策分析をするためには、統計学と計量経済学の知識と技術が不可欠。そう思って勉強を続けているが、毎度数式に滅入ってしまう。ゆっくり考えれば解るのだろうけれど、もっと直感的にシンプルに記憶できないものか常々思っている。学問の […]
日本の援助のもっとも弱い部分は統計・経済分析だと感じている。それは単に、援助従事者が政策分析のスキルを有していないためで、私自身も自分の課題として認識している。とはいえ、統計学や計量経済学は、余暇の時間で片手間にやってい […]
タクシー運転手の途上国開発談話。今回はソマリア系移民の運転手が熱く語ってくれた。西欧経済圏で暮らしながら母国へ馳せる思い。台頭する中国。祖国へ残してきた実家。家族経営の農場。アフリカの仕事をしていた、ソマリア難民支援をし […]
東洋のパリ。プノンペンにはその名のとおり、路地裏にひっそりたたずむ美術館がいくつもある。1975年4月17日、プノンペン陥落。クメール・ルージュが入城してくる姿をアル・ロックオフが伝えた外国人記者クラブ(FCC)から17 […]
「日本は何をしているのかわからない」 開発業界で仕事をしていると耳にタコができるほど耳にする言葉だ。日本の援助は見えない。これが定説となって久しい。関係者はもちろん、広報活動に力を入れて、この汚名を返上したいと努力してい […]