国際協力を生業としていますが、仕事以外の部分を書いていきたいと思います。国際協力仕事人はどのような私生活を送っているのか。何を考え、キャリアを選択しているのか。様々な角度からコラムを書くことで、国際協力がより身近になればと考えています。

インドネシア独立記念日に街を歩き、79年前の日本を想う

インドネシアは1945年8月17日に独立。今年で79回目を迎える独立記念日は、毎年の古都ながら全国各地でお祭り騒ぎとなっている。商業施設、アパート、コミュニティなど、あらゆるところに国旗が掲げられ、会社や路上にも紅白の衣服をまとった人が練り歩いている。 さらに読む

スカルノハッタ国際空港の保安検査場で目の前に置かれた箱の山

国内線の空港荷物検査を待っていた時のこと。ちょうど目の前の人がパソコンや携帯電話をカバンから出していた。後ろで待っていて自分の番が回ってきたので、残り2つあったプラスチックの箱の中に荷物と携帯電話をそれぞれ入れて前へ進もうと思った。しかし、奥からやってきた空港の検査員は高く積み上げられた箱を両手に抱え、私の目の前におろした。 さらに読む

ホテルでタクシー手配を依頼した際に経験したインドネシアらしさと仕事の難しさ

チェックイン時にホテルのレセプションで帰りの空港タクシーの予約を頼んでおいた。「いくらですか?」と尋ねると、15万ルピアだと即答する。「それでは、その金額で2日後のチェックアウト時、午前10時に迎えに来るように予約してください」と伝えた。 さらに読む

インドネシアの国連職員の一日

ジャカルタの朝7時45分、普段より遅めのスタートとなった1日が始まった。南ジャカルタにある社会保障実施機関との9時からの打ち合わせに向け、近くのスターバックスで時間を潰すことにした。ジャカルタの悪名高い渋滞を考慮し、早めに現地入りするのが常套手段だ。 さらに読む

国連職員の仕事と夏休み、今後のキャリア、地元士幌町の政治、AI

ユーチューブライブ「2024年7月13開催の国際協力の裏側#5 国連職員の仕事と夏休み、今後のキャリア、地元(士幌町)の政治、AI」の文字起こしをもとに書いた記事です。 さらに読む

AIを活用した動画コンテンツの記事化プロセス

私は、動画や音声コンテンツをテキスト化し、記事として公開する作業を効率化するため、人工知能(AI)技術を活用している。私が実践しているYouTubeの動画内容を短時間で記事化する方法について紹介する。 さらに読む

広報の変化

文字のメディアであるブログが2000年代初期に全盛期を迎え、スマートフォンが普及し始めた。2010年代に入ってからはソーシャルメディアが徐々にブログの市場を奪っていった。それに伴い、Google検索で上位に表示されるようなSearch Engine Optimization(SEO)対策のような小手先の技術が2020年代に入ると通用しなくなってくる。 さらに読む

ジャカルタの街歩き、庶民の日常と社会の変化

ジャカルタの街を歩きながら、庶民の生活と社会の変化を観察した。タイヤ屋が並ぶ通りから始まり、子供たちが鳩を捕まえて遊ぶ光景、プロパンガスを使った調理、ペイントで装飾された壁などを目にした。 さらに読む

ジョグジャカルタの夜道

インドネシア・ジャワ島中部にあるジョグジャカルタに来ている。ここは日本における京都のような位置づけで、インドネシアの中で数少ない特別な自治権が認められた自治区だ。 さらに読む

インドネシアの年金改革と国際会議の意義

インドネシアでは、年金改革が進行中だ。公的年金改革については、労働省と財務省ラインで仕事をし、大学での専門作業も行っている。一方、金融庁(OJK)は別途、企業年金の担当官庁となっている。 さらに読む