国際協力の現場が会議室の場合

国際協力を志す人にとって、そのイメージはど田舎へ出張へ行って、インディ・ジョーンズのような冒険的な要素が日常に転がっている場面である。かくいう私もかつてはその一人だった。翻って現実は、現場がランクルでしかいけない場所にある場合と、現場が会議室の場合がある。 さらに読む

ILOの刊行物の作り方

物書きに追われている。3本同時進行で書いていて、そろそろ潮時。ある程度の質で時間通りに成果を出していくことが大切なので、期限を決め、業者と事前に契約しておく。業者と言っても、編集者とデザイナーの二件。ハウススタイルの適用と文書校閲をメインに毎回外注している。 さらに読む

ILOとUNICEFの組織と働き方の違い

元ILOの知人がUNICEFで働いていて5年ぶりに話した。興味深かった話のまとめ。 さらに読む

在スーダン日本人の内戦からの撤退

4月16日。緊急対応で大変な中でメディア対応する坂根さん、冷静。週末の対応でJICA本部も現地職員も大変だと思いますが、全員が安全に退避できることを祈るしかできません。 さらに読む

イスラム教と仏教の祝祭の違い

イスラム教と仏教の祝祭の違いを肌で感じる。バンコクの水かけ祭りは街をあげてにぎやかな雰囲気で完全に俗世化した行事となっている一方、ジャカルタのイードは普段は目につかないねずみや猫が多く感じるほど人がいないゴーストタウンとなっている。これは家族や田舎との繋がりなど、色々な背景に起因しそうだ。 さらに読む

レバランのジャカルタ

断食最終日のジャカルタは、もぬけの殻です。帰省ラッシュを終えた大都市は、巨大インフラと閑散とした目抜き通りが象徴的な社会主義国の風景に見えます。 さらに読む

ラマダンのジャカルタ市民

4月20日、ラマダン最終日。インドネシアは祝日で、帰省したサラリーマンの影はもうない。閑散としたジャカルタは、渋滞のない近代都市に見える。バイクが減り、高級車が目立つ。 さらに読む

インドネシアの年金改革が佳境な訳

インドネシアは向こう百年の命運を懸けた帰路にある。20年後の2045年までに世界4位の経済規模になることが予測される。経済規模が大きい小さな政府か、政府支出の多い福祉国家か。省庁は今日がラマダン開け前最終日で仕事納め。午前中一杯、年金改革の方向性を議論。 さらに読む

インドネシアと日本の選挙の比較

インドネシアは来年2月に大統領選を控えている。全国各地の至る所で政治的なパレードや集会が開かれている。私は選挙の専門家ではないので、庶民目線での感想になるが、かなり自由に選挙運動が行われている。 さらに読む