国際協力を生業としていますが、仕事以外の部分を書いていきたいと思います。国際協力仕事人はどのような私生活を送っているのか。何を考え、キャリアを選択しているのか。様々な角度からコラムを書くことで、国際協力がより身近になればと考えています。

ペンギンからの警告:気候変動と南極の氷

おもしろいやり取りがある。「南極って大陸なんだよ」と言った僕に「そんなのウソだろ。でっかい氷の塊に決まってるだろ」と答えた友人がいた。意外にも彼と同 じ反応をする人は多い。では、これを聞くともっと驚くのではないだろうか。 さらに読む

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

いつからか、年賀状を大量に出すこともなくなり、近頃は手書きで10枚前後書くくらいになっています。昨年は喪中ということもあり、年賀状は書きませんでした。今年は何かとバタバタしていたこともあり、数枚書いた程度でした。

さて、昨年はとても多くの人にお世話になった年でした。新しく出会った人はもちろん、それまで親しくしてもらっていた方々にも大変お世話になり、お礼を言っても言い切れない程です。少し考えると、毎年こうして新しい人と出会い、親交を深めていけるということはこれ以上ない幸せなのかなと思います。

今年は年男になり、年始早々、数年振りの大吉も引きあて、良い年となることを願って止みません。今年の目標は自分に正直になって道を選び旅を続けるということです。

それでは今年も一年よろしくお願いいたします。

一年の終わりに

あと少しで新しい年が来て、2007年はもう一生来ないと思うと、なんだか不思議な気がする。振り返ると今年一年は自分の中で新しい事ずくめだった。何かを始めるときに周りは僕が何か違うことに「挑戦」するんだっていう目でいつも見てくれていたけれど、当の本人はなんだかそんな風には考えていなくって、気付いたらそうなってたっていう部分が多い。とはいえ、そこにいたるまでは長いこと考え、話し合い、かなり労力を使っていたとは思うけれど。

ともかく、久しぶりに会う人たちに「何か変わった」とよく言われるようになったことは、人に言わせれば変化なのかもしれない。大学の先生に卒論を提出し、プレゼンしたときにも、「考え方が大きく変わったね」といわれたし、友達には「独自路線が以前にも増して強くなったね」と言われた。それがよい方向か悪い方向かは今は誰にもわからないと思う。ただ、「どこか自分の奥の方にあった小さな芽が少し育って、太い幹になりつつある」のかなと個人的には思うけれど。

今年一年やってきたことが良かったのか悪かったのかは、来年一年にかかっている。2007年に描かれた脚本を演じることこそが2008年の目標となると思っています。

考えていることを発信することはとても大切なことで、自分の考えていることや知っていることを伝えることは簡単なようで難しい。ブログを始めて今年で丸3年が経つけれど、これまでにも増して、「伝える」ことを大切に綴っていこうかと思っています。

では、2008年もよろしくお願いします。

一つの旅の終わり

日本を離れて早9ヶ月。ついに11月26日に香川まで戻ってきました。

本当にたくさんの人と出会い、色々な刺激を受け続けた半年と少しでした。毎日、世界各国からきている人たちと話し、笑い、日本国内ではなかなか見つけることの出来ない時間を過ごせたことにとても満足しています。

月曜日から金曜日は学校へ行き、週末はみんなで行きつけのアイリッシュパブへ。寝静まったホストファミリー宅へ最終バスで帰るのが習慣になっていました。それでもお酒は日本に居たときほど飲まなかったので、かなり弱くなっていると思います。飲み会のお誘いは大歓迎ですが、お手柔らかに。

英語の方はまだまだ修行中ですが、一つ言える事は、多少自信のあった日本語の文章力がどこかへ飛んでいってしまったということです。漢字なんて小学校中学年くらいのレベルかもしれません。帰国後に友達と食事をしていて、よく日本語を聞き間違ったりするのは致命的だと感じました。日本語のリスニング力落ちた・・。また、実は帰国前に、東南アジアをふらふら旅していました。

一年半前、NGOのツアーでカンボジアへ行ったときに、これ程早く同じ場所へ戻るとは考えてもいませんでした。そのとき感じたことと今回見聞きし、体験してきたことはまた大きく違っていたりして、すごく新鮮でした。第一、今回は一人ぼっちの旅立ったので。

前回の旅行の際には、「カンボジアレポート」と題してブログで連載をしていましたが、途中で挫折してしまったわけです。今回もこの旅で見てきたものを特集しようと思います。僕が何を思い、何を見てきたのかも含めてお楽しみに。

では、今日からこのブログを復帰します。