国際協力を生業としていますが、仕事以外の部分を書いていきたいと思います。国際協力仕事人はどのような私生活を送っているのか。何を考え、キャリアを選択しているのか。様々な角度からコラムを書くことで、国際協力がより身近になればと考えています。

今月のニュースの読み方(2024年3月)

主にNewsPicksで国際協力・政治・社会・文化など様々な分野のニュースにコメントしています。この記事では一ヶ月分をまとめて掲載しています。 さらに読む

人事評価の目標設定で気をつけていること

どの会社や組織でも予算年度の始めに新年度の目標設定を行う。この際に気をつけることは、必ず達成できる目標を設定するということ。その上で上司との交渉になるわけだが、なるべく低い目標を設定することが上司との交渉における勝利の条件。低い目標で合意できれば、交渉を有利に進めることができたということになる。ただし、気をつけなければならないのは、低い目標設定をして「サボる」ということではなく、軽々とその目標を超えて1.5倍、2倍の成果を上げるということに価値があるということ。そうすることで自分の評価は悪くはならないし、上司としても良い評価を与えやすくなる。 さらに読む

国際機関の予算から、政策プロジェクトと研修プロジェクトの作り方の違いを考える

新しいILO事務局長が就任して以来、ILOは雇用、労働、社会保障政策などで専門的な政策提言を求められる立場にもう一度返り咲くということを組織として目標に掲げている。一方、これが現場の技術協力を行っているスタッフやプロジェクト形成にどれぐらい今後反映されていくかというのは、個々の努力や理解によるところとなる。 さらに読む

AIのアシスタントに編集作業をお願いする

テクノロジーを仕事に取り入れるために、本業以外の場で色々と試している。具体的には、AI Chat界隈で最も賢いと噂のChatGPT 4とClaude 3 Opusに日々仕事を依頼している。これだけで毎月40ドルの出費になるわけで安くはないが、学びのための投資と考えるようにしている。 さらに読む

緩い社会制度の裏には、他人に注意することができないインドネシア人の性格がある

インドネシアではいたるところにセキュリティガードがいる。デパート、オフィスビルの外には必ずセキュリティガードがいて、カバンを開けさせてチェックをする。その後にセキュリティゲートがあって、X線を通すこともある。空港で見かけるようなシステムが街のいたるところにあるわけだ。 さらに読む

国際協力業界で技術協力プロジェクトを企画するときのコツ

セオリーオブチェンジ、プロジェクトデザインマトリックス、プロジェクトサイクルマネジメント。国際協力業界で当たり前のように使われている事業計画のテンプレートであるが、みんなおかしいと思わないか。これに毒されている人が犯す共通した過ちは、企画段階でコンセプトや理論から考え始めることだ。 さらに読む

1987年3月23日、2歳の僕は、国鉄士幌線にサヨナラと言った

アメリカとスイスに駐在して以来、「北海道はアメリカ型車社会ではなく、スイスの鉄道社会を目指せばよかったのに」と思うことが多いです。 さらに読む

国際機関の責任-目に見える成果を日々出すということ

ここ最近の自分の働き方を振り返ってみる。普段あまり意識しないが、よくよく考えてみると、大きく変わったのは、チームや部下に求めるもの。それは自分自身にも当てはまり、成果でしか人を評価しない。それはチームのパフォーマンスや自分のパフォーマンスに関しても同じで、成果が目に見える形で出ていなければ、私は一切、自分たちが成し遂げたことを評価することができなくなっている。 さらに読む

組織はあなたを利用しているのだから、あなたも組織を利用しなさい

昔、ある人に言われたことがあります。 さらに読む