国際協力を生業としていますが、仕事以外の部分を書いていきたいと思います。国際協力仕事人はどのような私生活を送っているのか。何を考え、キャリアを選択しているのか。様々な角度からコラムを書くことで、国際協力がより身近になればと考えています。

労働市場センター長と朝のコーヒー

インドネシア版ハローワーク「労働市場センター(Pusat Pasar Kerja)」が2021年に設置され、それ以来の付き合いとなるセンター長のユスフさん。例えるならば、日本のハローワークで一番偉い人であるわけだが、いつも気さくに気軽に会ってくれて、情熱をもって語る姿に感銘を受ける。 さらに読む

人のせいにせず、自ら汗をかくこと

人のせいにせず、自ら汗をかくこと。これを大人に指示することはとても難しい。 さらに読む

技術協力プロジェクトの評価指標の作り方

私はプロジェクト(事業)を一昨年は5件、昨年は2件、今年は1件統括していて、複数の新規事業の立ち上げへ向けて関係先と調整を常時行っている。開発援助業界の大手の組織で事業形成に携わったことがある人であればわかると思うが、事業立ち上げの時の計画書にはインプット(活動)とアウトプット(直接的な成果)とアウトカム(その先にある間接的な成果)を定め、進捗・達成状況を測るための数値目標を指標として設定する。 さらに読む

ChatGPTにリストの様式を整えてもらう

ILO事業の実施報告書には、活動を羅列する項目がある。その整理を手作業で部下に依頼すると確認に時間を要するため、自分でやることが多い。ただ、極めて膨大な単純作業となり、これまでは半日を要する作業だった。この作業をChatGPTにお願いすることで、ミスすることなく数分で実現する。
さらに読む

廃れる地方、外国人が増える都会、失われる日本

東京に2022年5月ぶりにに入り浸っているが、外国人の多さに驚く。香川、島根、山形、福島を巡って東京へ来たが、地方都市には外国人はほぼ皆無で、閑散とした商店街が残る一方、東京は外国人で溢れかえっている。 さらに読む

ANAの小さな気配り

ANA便がタイヤを下ろし、馴染みの曲「Too good not to believe」を聞くと、日本へ帰ってきたことを実感する。機内サービスのオレンジジュースを貰うと同時に飲み干した私に、「もう一杯いかがですか」とかける声。絶え間なく続く小さな気配り。備え付けのスリッパには靴べらが入っていて、トイレにはウォシュレットがある。ANAの皆さんには毎度頭が上がらない。ありがとうございます。幸せです。

国際会議でのベジタリアン対応

地域会合の調整経験のある人は理解できるとおもいますが、菜食主義者への対応は結構な調整コストになる。一括りに菜食主義といっても三通りある。宗教、政治、健康の観点から肉を食べない人。

さらに読む

ChatGPTにテキストを表にまとめてもらう

インドネシアの最低賃金は毎年更新され、年末になると翌年の最低基準が順次公表される。しかし、政府の公式サイトには一覧表がないため、民間メディア等がニュース記事にしたものが一般に出回る。統計局が過年度のデータを後々まとめて公表するが、速報はメディアの記事が一次データとなる。 さらに読む