携わっている仕事について書きます。
タグ アーカイブ: 業務日誌
条件付き現金給付(CCT)という病
今回の会合は副大統領府直轄のシンクタンク(TNP2K)が主催した会合で、インドネシア政府高官や研究機関の幹部が多く出席した。貧困削減が主題で、「撲滅のためには何が必要か」が議題。インドネシアは世界最大CCTプログラムを実施しているだけあって、巨額の税財源が過去二十年間投下され続けている。 さらに読む
労働省への技術協力の日常
労働省は顔バレしているのか、毎回顔パスで部外者用IDも発行せず、通してくれるので時々不安になる。ここ数日は高温多湿の猛暑でじっとしていても汗をかく。昼時に労働省へ出社。腹ごなしに屋台でトンセンというスープ料理を汗だくになりながら平らげ、社会保障課へ。 さらに読む
インドネシア政府と年金制度改革の質問のやり取り
インドネシア政府から私のチームに年金制度改革の質問が引っ切り無しに届く。先週末にスタッフの携帯に電話があって、3時間話したそうだ。私が参加するときは通訳を雇う必要があるので最低でも前日までには会議設定する必要がある。ただ、急に電話が来て数時間議論ということはよくある。 さらに読む
国際協力の現場が会議室の場合
国際協力を志す人にとって、そのイメージはど田舎へ出張へ行って、インディ・ジョーンズのような冒険的な要素が日常に転がっている場面である。かくいう私もかつてはその一人だった。翻って現実は、現場がランクルでしかいけない場所にある場合と、現場が会議室の場合がある。 さらに読む
ILOの刊行物の作り方
物書きに追われている。3本同時進行で書いていて、そろそろ潮時。ある程度の質で時間通りに成果を出していくことが大切なので、期限を決め、業者と事前に契約しておく。業者と言っても、編集者とデザイナーの二件。ハウススタイルの適用と文書校閲をメインに毎回外注している。 さらに読む