インドネシアの生産性が低い庶民レベルの理由
インドネシア政府の開発優先事項の一つに生産性の向上がある。人口が多いわりに経済成長が今一つという指標で、経済指標を労働人口で割って計算したりする。 さらに読む
携わっている仕事について書きます。
インドネシア政府の開発優先事項の一つに生産性の向上がある。人口が多いわりに経済成長が今一つという指標で、経済指標を労働人口で割って計算したりする。 さらに読む
ファーストリテイリングが生産ラインの垂直統合を進める報道。直接の雇用関係がないサプライチェーンの末端までバイヤーの(法的責任ではなく)社会的責任を求める国際社会の風潮を反映したものだろう。経済的に成長し、中所得国となっても、労働者の保護制度が無い・曖昧な国が多い。 さらに読む
ジャカルタからバンコクに来ると、活気の無さに違和感を覚える。中間層が立派な車に乗り、インフラはきれいに整備され、路上を埋め尽くしていた無数のトゥクトゥクとバイクは消えた。バンコクは普通の街になり、ジャカルタはその影を追いかけているのだろうか。 さらに読む
人を雇う時に必ずレファレンスチェックをする。つまり、履歴書に記載されている以前の雇用主に連絡し、色々聞く。新卒を終身雇用で雇う日本では、興信所を雇って身辺調査を行うことが昔からあったが、似たようなもの。 さらに読む
政策分野が狭くなってくると専門家に数が少なくなるため、外部専門家とコンサルタント契約をする機会が減り、ILO職員自ら文書作成に当たることが増える。他の国連機関と仕事していて感覚の齟齬があるのはこの点。コンサルタントを雇ってコメントするのが仕事だと思っている人が多いことに気付く。 さらに読む
急患がいても助けない医師。昨日、インドネシア政府との会合でまさにこの話をし、解決策を話し合った。急患が病院に運び込まれた場合、誰が支払いするか明確になるまで病院が治療しない事案が多いと。労災保険と健康保険のどちらが支払うのか。 さらに読む
政府の末端職員の仕事は、目の前の社会課題を解決すること。政府幹部の仕事は、国の将来を考えて政治家に具申すること。政治家の仕事は今を優先して国の未来を売らないこと。私のような外人の仕事は、忖度せずに何が正しくて何が間違っているか彼らに言うこと。 さらに読む
インドネシアの官僚機構では修士号・博士号を持っていないと昇進できない仕組みとなっているので、省庁幹部は原則博士号保持者。大学からの登用も多い。こういう環境下で政策の議論をすると、ブレインストーミング、理論構成(コンセプト)、斬新なアイデア(イノベーション)が重視される。 さらに読む
ジャカルタで仕事をしていると、写真家やビデオグラファーや映像・照明・音響を仕事にしている人の多さに驚く。ジャカルタの四つ星以上のホテルはほぼ例外なく大会議場をいくつも持っていて、平日は官民問わずホテルを会議で使用するため、どこも満室となる。広報・会議運営の需要は大きい。 さらに読む
インドネシアの仕事をし始めて比較的長くなってきた。在住は1年程度だが、5年程度仕事で出入りしている。今年、仕事の仕方を大きく変えたことがある。組織対応を止めたこと。これまでは、仕事の依頼を受けると、組織に依頼が来たと受け止め、私が受けられないときは他人にお願いしたりしていた。 さらに読む