JICAでの仕事でやりがいを感じたこと、感じていることは?

(この記事は、2012年に実施したアイパル香川での高校生向けの講演会の質疑応答を元にしています)

JICA職員は若いうちから大きな仕事が任されます。案件の金額のお話を少ししましたが、数十億円というお金をどう使うかという判断に直接関わる仕事も少なくありません。それ故、より責任感を持ち、更に日々勉強することを心がけています。大きな仕事が出来るのはやりがいです。 さらに読む

アフリカで初!ケニア政府、社会保障の経営情報管理システム(MIS)を統合!

ケニア政府は9月14日、社会保障(Social Protection)の受益者選定(ターゲティング)に用いる経営情報管理システム(MIS)の一本化を発表した。今後、ケニア政府が実施する全ての社会保障制度の受益者情報が一括管理されることとなる。

政府が実施する大規模な現金給付プログラムである「孤児・子供の貧困対策のための現金給付プログラム(CT-OVC)」や北部の乾燥・半乾燥地域の「飢餓対策のための現金給付プログラム(HSNP)」だけでなく、老齢年金や障害給付に関するデータも統合されるようだ。

開発途上国では世界銀行や国際労働機関(ILO)を中心に、社会保障制度の整備が進んでおり、乱立するパイロットプロジェクトの取捨選択と、MISの統合が課題となっている。

このニュースを受けて唯一の疑問は、なぜWFPが発表したのか、ということ。2010~12年の時点では、世界銀行がMISの統合をリードしていたと記憶している。どういう経緯があったのか。

この点だけが気になるところだが、新たなMISの運用がどのような効果を生むのか期待が高まる。


Image Cover Photo credit: Open Institute via Visualhunt.com / CC BY-SA

金儲けを目的に仕事をしたことがないのは、幸せなことなのかもしれない

金儲けを目的に仕事をしたことがありません。これはとても幸せなことなのかもしれません。

大学を卒業し、国際協力を生業として7年。一貫して開発途上国の援助に携わってきました。 さらに読む

Microsoft Wordのスタイルを使いこなす

別の記事でパワーポイントが奥が深いという話を書きましたが、Wordもなかなか深いです。私も長いことWORDを使っていますが、恥ずかしながら「スタイル」という機能を使ったことがありませんでした。スタイルとは要するに、「大見出し」「小見出し」などのフォントや行間などが自動設定される機能です。あらかじめスタイルを登録しておくことで、一つ一つフォントを手動で変更する必要がなくなるという優れもの。 さらに読む

パワーポイント(PPT)は奥が深い・・・スライドマスター使っていますか?

最近、仕事で資料作成の「最後の仕上げ」作業を延々とやっています。種明かしをすると、開発途上国の社会保障制度整備に関するオンラインコース(実務家向け)を作っています。今日の本題はコースの内容ではなく、パワーポイント(通称:PPT)がいかに奥深いかについてです。 さらに読む

バングラデシュは雇用創出へ経済成長率8%を持続させる必要がある

9月1日に発表されたアジア開発銀行(ADB)の調査結果によれば、バングラデシュは経済成長率8%を持続させる必要がある。今後15年間の余剰労働力を吸収するためには、年率8%の成長を継続しなければならない。

これを踏まえれば、縫製産業を含む労働集約型産業は成長し続けなければならない。農業セクターも資産性の高い雇用を創出するために多様化を図る必要がある。また、建設業は昨今不安定な市況にあるが、雇用創出の観点からは潜在的に高い可能性を秘めている。

参照元:8pc growth needed to create more jobs

地方から国際協力へ、記事にならなかった取材メモ、十勝毎日新聞社「東京圏NOW」

地元の十勝毎日新聞社の取材記事が掲載されたとお伝えしました。ここでは取材の過程で私の方で用意した質疑応答資料を公開したいと思います。国際協力のキャリアに関心のある方の参考になれば幸いです。なお、取材は2016年3月に実施されたものです。ローカルネタが満載ですが、悪しからず。

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記事にならなかった取材メモ「世界で活躍する十勝人」

地元十勝の月刊紙「しゅん」10月号に取材記事が掲載されたとお伝えしました。ここでは掲載されなかったものの、取材の過程で私の方で用意した質疑応答資料を公開したいと思います。国際協力のキャリアに関心のある方の参考になれば幸いです。 さらに読む

帯広・十勝の月刊紙「しゅん」10月号に取材記事を掲載いただきました

帯広・十勝の月刊紙「しゅん」10月号に取材記事を掲載いただきました。年始にあった10年ぶりの高校の同窓会の縁で、取材が決まりました。高校の同級生の旦那さんが企画編集に携わっていて、外国に住んでいる十勝人ということで取材いただいたようです。 さらに読む