Microsoft Wordのスタイルを使いこなす

別の記事でパワーポイントが奥が深いという話を書きましたが、Wordもなかなか深いです。私も長いことWORDを使っていますが、恥ずかしながら「スタイル」という機能を使ったことがありませんでした。スタイルとは要するに、「大見出し」「小見出し」などのフォントや行間などが自動設定される機能です。あらかじめスタイルを登録しておくことで、一つ一つフォントを手動で変更する必要がなくなるという優れもの。

たとえば、「第一章XXX」を大見出し、「(1)XXX」を小見出しとします。大見出しはフォントサイズ14ポイント、小見出しは12ポイントと設定しておくことで、あとは自動的に設定されるようになります。

わかりにくいと思いますが、書籍を作成したり、何百ページもの報告書を作成したりする場合には便利です。なにより、ワンクリックでこれらの見出しを自動的に拾い集めてきて目次などを自動作成する機能などもありますから、使い勝手が良いです。

ただ、マイクロソフトの悪いところで、相変わらず解説を読み込まないと使いこなすことが難しい。感覚で操作できるように改善してほしいですね。

参考:既存のWord文書のスタイルを新規文書にインポートするには