エントリー - Ippei Tsuruga

国を作る仕事

「社会保障法の成立から20周年を記念して、系譜をまとめた本を書いている」。もう七十台とは思えないほど大きく艶のある声を響かせ、目の前の老人は言葉を進める。2004年に成立した社会保障法は今でも根拠法となっていて、全ての社 […]

プロセスは自らの方針の理由付けのため

誤解を恐れずに言えば、ILOはフランス系の組織文化である。ジュネーブに本部があり、仏語圏の影響を受ける職員が多い。職員数もフランス人の数は拠出金に比べて多く、毎年Over Representativeとなっている(宗主国として仏語圏アフリカ各国の二重国籍保有者を含めればさらに多い)。

デジタル化と地道な先人の積み重ね

デジタル化が世界の社会保障業界でホットトピックになっているが、もっと細かい議論が必要。学生時代に日雇い肉体労働やったことある人は目撃したことがあるだろうけど、日本の日雇い労働者の雇用保険料の払い方は画期的で、手帳に専用の切手を貼って加入日数を数え、切手代が保険料として徴収される。

麻生議員の「失言」を騒ぐ人たちに呆れる

言葉に注目されているが、言説の本質を経験則で理解できる日本人は少ない。国際社会で容姿を語るのがタブー視されるのは、美男美女が得する(アポ取りやすい等)場面は明確に存在する。それに頼らず、実力で外交をやっていて素晴らしいという趣旨。

週刊誌のせいで負けたアジア杯を振り返る

一万歩譲って新潮社に正義があったとして、俺たちサラリーマンからあと2試合観るささやかな楽しみを奪う権利はなかった。週刊誌は金儲けのために人の人生を暴露したり、無いことを書いて貶めたりすることが認められる時代。日本代表不動のレギュラー伊藤純也選手が、新潮社のせいでアジアカップから早期離脱することとなった。