インドネシアの生産性が低い庶民レベルの理由
インドネシア政府の開発優先事項の一つに生産性の向上がある。人口が多いわりに経済成長が今一つという指標で、経済指標を労働人口で割って計算したりする。
国際労働機関(ILO)社会保障政策担当官。国際協力機構(JICA)に新卒で入構し、6年間勤務。アジア・アフリカの開発援助に実務・研究の両面で開発援助に従事。開発途上国の貧困と開発を深掘りするオンラインマガジン-The Povertistの運営・編集なども行う。
インドネシア政府の開発優先事項の一つに生産性の向上がある。人口が多いわりに経済成長が今一つという指標で、経済指標を労働人口で割って計算したりする。
データベースの容量が増えすぎると、さくらインターネットのレンタルサーバーであれば「データベースの新規作成に関する制限実施について」というメールが届く。解除方法は、容量の大きいデータソースを特定して、削除すること。
ファーストリテイリングが生産ラインの垂直統合を進める報道。直接の雇用関係がないサプライチェーンの末端までバイヤーの(法的責任ではなく)社会的責任を求める国際社会の風潮を反映したものだろう。経済的に成長し、中所得国となっても、労働者の保護制度が無い・曖昧な国が多い。
ジャカルタからバンコクに来ると、活気の無さに違和感を覚える。中間層が立派な車に乗り、インフラはきれいに整備され、路上を埋め尽くしていた無数のトゥクトゥクとバイクは消えた。バンコクは普通の街になり、ジャカルタはその影を追いかけているのだろうか。
人を雇う時に必ずレファレンスチェックをする。つまり、履歴書に記載されている以前の雇用主に連絡し、色々聞く。新卒を終身雇用で雇う日本では、興信所を雇って身辺調査を行うことが昔からあったが、似たようなもの。
「国民総動員で戦争しているのだから民間人は存在しない」という論理で原爆を落とし、無差別爆撃を行い、何十万人を殺害した国々が以前あった。そういう国々は、現代においても同じ理屈で同じことをする。そして、歴史上、責任を問われない。
つぶやきまとめ。
政策分野が狭くなってくると専門家に数が少なくなるため、外部専門家とコンサルタント契約をする機会が減り、ILO職員自ら文書作成に当たることが増える。他の国連機関と仕事していて感覚の齟齬があるのはこの点。コンサルタントを雇ってコメントするのが仕事だと思っている人が多いことに気付く。
急患がいても助けない医師。昨日、インドネシア政府との会合でまさにこの話をし、解決策を話し合った。急患が病院に運び込まれた場合、誰が支払いするか明確になるまで病院が治療しない事案が多いと。労災保険と健康保険のどちらが支払うのか。
タクシー運転手と色々な話をするが、時々宗教の話になる。たいてい、インドネシアの女性を勧められ、「宗教心の強い女性が良い」と言われる。無神教の私にとって、あまり心地よくない話題だが、仏教徒だと取り敢えず言う。