国際協力を生業としていますが、仕事以外の部分を書いていきたいと思います。国際協力仕事人はどのような私生活を送っているのか。何を考え、キャリアを選択しているのか。様々な角度からコラムを書くことで、国際協力がより身近になればと考えています。

ラオスの国際空港完成と複雑な思い

ラオス首都ビエンチャンに大きな空港ができたらしい。複雑な気持ちである。 さらに読む

ジャカルタの使いにくい空港と出張報告

ジャカルタの空港はどこの国の支援かわからないけれど、でかくて使いにくい。ターミナル間のシャトル電車に乗るには一旦外へ出なければならないし、空港内は広すぎるので臨時のゴルフカート乗り場があって少人数しか運搬できていない。 さらに読む

日本の雇用慣習に関する2つの問い

日本では今、テストの点数を裏でコソコソ操作して男女差別しているのが最もアツいトピックらしい。物事の本質がよくわからないけれど、じゃあテストの点数で比べることが、そもそもそれで良いのかと、漠然と思う。木を見て森を忘れてやしないかと、問い続けることが大事なんじゃないかと。 さらに読む

出張が多くてホテル予約をしたかどうか覚えられないときの解決策

出張が増えてくると、フライトとホテルの予約をしたかどうか、いちいち覚えていられなくなってくる。カレンダーに希望のフライトとホテルの情報追加した時点で勝手に予約してくれるアプリ誰か作ってください。オプションで、チェックボックス入れれば自動的に空港送迎タクシーの予約も完了するとなお良いです。 さらに読む

日本の国際開発ポストは全ポスト外部公募が良い

日本の国際開発キャリアの展望を考えたとき、JICAのポストはスタッフ全員有期契約で全ポスト外部公募だと良いかなと思います。そうすれば行き来しやすくなるはずです。 さらに読む

KAIZENという名の小さなイノベーション

日本人は皆、指示待ち人間で自分で物事を考えて行動しない。本当にそうだろうか。日本には英語にもなった世界に誇る「KAIZEN」がある。小さなイノベーションが日々全国各地で起こっていて、小さな業務改善を繰り返している。 さらに読む

国際開発という異次元の課題と捉えず、自国の課題と捉えること

国際協力というと異次元の話と捉える人が多い。私もそうだった。ILOのような専門機関では、各国の厚労省で働いた経験を持つ職員が多い。扱う課題が国際開発という異次元の課題ではなく、自国の課題と似たような国内問題であることが多い。 さらに読む

守ってくれる組織の後ろ盾を捨てて得られるもの

JICA職員を辞めて終身雇用を捨てたとき、多くの人から、「思い切ったね(笑)」と励まされ、「あんた大丈夫?」と田舎から心配された。 さらに読む

国際機関の仕事は個人戦のようなもの

ILOの政策系の仕事は、完全に個人コンサルであって、自分で全て打開しなければならないことが多い。チームで仕事することはほぼ無く、どこまで行っても個人で判断して対応していく。上司も実質的にはほぼおらず、全員フラット。もちろん決裁ラインはあるが、あくまで手続き。本質は個人戦。 さらに読む