守ってくれる組織の後ろ盾を捨てて得られるもの
JICA職員を辞めて終身雇用を捨てたとき、多くの人から、「思い切ったね(笑)」と励まされ、「あんた大丈夫?」と田舎から心配された。 さらに読む
国際協力を生業としていますが、仕事以外の部分を書いていきたいと思います。国際協力仕事人はどのような私生活を送っているのか。何を考え、キャリアを選択しているのか。様々な角度からコラムを書くことで、国際協力がより身近になればと考えています。
JICA職員を辞めて終身雇用を捨てたとき、多くの人から、「思い切ったね(笑)」と励まされ、「あんた大丈夫?」と田舎から心配された。 さらに読む
ILOの政策系の仕事は、完全に個人コンサルであって、自分で全て打開しなければならないことが多い。チームで仕事することはほぼ無く、どこまで行っても個人で判断して対応していく。上司も実質的にはほぼおらず、全員フラット。もちろん決裁ラインはあるが、あくまで手続き。本質は個人戦。 さらに読む
疲れたから結婚を機に仕事やめて専業主婦なりますという日本の知人は多い。結婚=専業とせず、仕事疲れたら単にたっぷり休んでまた働けば良いと思う。 さらに読む
経済を学んでいるとき、今ひとつ感覚的に理解できなかった概念がある。お金をより多く早く流通させれば、景気が良くなる。だから預金を止めて投資をしようと政府は呼びかけている。しかし、これが今ひとつ腑に落ちない。そんな経験をしたことがある人は私だけではないだろう。 さらに読む
これはほんと。エビデンスが流行りですが、研究と実務やってる人の間にはコミュニケーションギャップがかなり大きいです。 さらに読む
ODAをNGOに振り向ける動きは良いと思います。JICAや国際機関の業務を受注できるキャパがあるNGOが増えると、日本の援助の底上げになると思います。
夏休みを犠牲にして山積みの仕事をこなす日本人を尻目に、山積みの仕事を置いたまま夏休みへ行く人々。たしかに、そうしなければ夏休みなど取ることができないほど仕事は常に山積みではある。しかし、それでよいのだろうか。そこに組織としての責任感は全くなく、ただ一人の労働者の権利があるのみ。 さらに読む
公務員の副業解禁(営利除く)が話題になっています。営利企業で働いて給与貰ってはいけない、という話のようです。もしビジネスやりたい公務員は、起業して給与もらわず株式配当で収入得るようにすれば規定に違反しないと思いますが。投資は副業規定で禁止されていないはず。 さらに読む
仕事で色々な報告書を作成して公開するのですが、最近の公開の場は専らネットです。かつては信頼ある文書の序列が書籍で、有名な出版社のものが最上位でした。 さらに読む
飲みすぎた翌日は、這ってでも定時に出社する。机で寝てても良い。とにかく普段通り出社する。これが日本のサラリーマン道だ。新人時代に冗談混じりに上司にアドバイスされた。私は割と好き。若い世代は怪訝な顔するだろうけど。
二日酔いの朝に私はネクタイとスーツでバシッと決めて出社することにしている。自分のモチベーションを上げる意味もある。しかし、一番重要なのは、これを毎回やっていると同僚に「昨日も飲み過ぎたのね」と言わせて笑いをとることができる。話のネタになるし、その日は無茶な仕事が降ってこない。
外交と酒の戦い | Ippei Tsuruga
国を相手に仕事をしていると、飲み比べに巻き込まれることがある。アジアでは一気飲み文化が根強い。多くの場合、相手は複数人で当方は数名か一人。相手は一人ずつやってきて、代わる代わる乾杯。飲み干して握手。二日酔いの翌日は「二日酔いも場合によっては労災だよなぁ」と思いながら一日が終わる。 …