国際協力を生業としていますが、仕事以外の部分を書いていきたいと思います。国際協力仕事人はどのような私生活を送っているのか。何を考え、キャリアを選択しているのか。様々な角度からコラムを書くことで、国際協力がより身近になればと考えています。

JICA公式アプリをもう少し使ってみた結果・・・

3月4日の記事で、JICAの公式アプリを使ってみた感想を書いた。その後、もう少し使い込んでみた。いまだにこのSNSアプリで何ができるのか、手探り状態が続いているが、前回の記事を書いたときから新しい発見や勘違いしていた部分もあったので、追記しておきたい。

まだ使っていない方がいれば、是非使ってみて、フィードバックをすると良いのではないだろうか。現時点では改善点はたくさんあるものの、JICAがやるイニシアティブとしては面白いのではないかと思う。

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今、人生のどん底にいる人へ

2005年の出会い

ライブドア事件が起きたのは、2005年師走のことだった。その前月、大学2年だった私はバイトで貯めた10万円を元手に、ライブドア株を買っていた。ご存知の通り、ライブドアはその後家宅捜索を受け、ライブドアの社長だった堀江貴文さんは逮捕、起訴、収監された。当然、私の手元に残ったライブドア株はほとんど価値を失ってしまった。 さらに読む

信頼ある国際協力と信頼のない国際協力

国際開発ジャーナルの今月号で、荒木さんが「信頼は国の宝」と題するコラムを寄せている。 さらに読む

国際協力とラーメンの関係性

最近よく思うことがある。

国際協力を仕事にすることと、ラーメン好きであることの間には、統計的な因果関係があるのではないかという仮説である。 さらに読む

JICA監修アプリ「Jhappy」(ジェイハッピー)をやってみた

「JICA監修アプリ「Jhappy」(ジェイハッピー)Android版リリース」(2017年3月3日)

JICA監修SNSアプリ「Jhappy(ジェイハッピー)」のAndroid版をリリース致しました(iOS版は2016年11月に先行リリース)。本アプリは、世界各地で途上国開発に関係する様々な人々(日本に来ている途上国の留学生、途上国のカウンターパート、日本の開発専門家、コンサルタントetc)や、国際協力やボランティアにご関心のある人々にご利用いたただける情報交換のプラットフォームです。誰でも無料でダウンロード、情報発信・閲覧等ご利用いただけます。インターネットで検索するよりも簡単に国際協力やボランティアに関心のある世界中の人々や情報と出会い、対話することができます。世界の課題解決のためにご尽力いただいているみなさまの対話・学びあいの促進にご活用ください。また、日本含め世界各国が抱える社会課題は多様化しており、問題解決のためには、今後も益々多くの方々の事業へのご参画を必要としています。JICAは、このアプリを通して、事業の成果にかかる情報発信や、日本に招聘している途上国からの留学生との交流強化に一層努めます。これまで国際協力事業とはご縁のなかった方々にも、Jhappyを通して、世界で起きていることを、より身近に感じていただけますと幸いです。

 

JICAが怪しいアプリを作ったようなので、早速インストールしてやってみた。

1日使ってみた第一印象は、GoogleニュースとFacebookとTwitterの機能を合わせたようなSNS。 さらに読む

ミャンマーの貧困率と貧困線

問題:以下の文章に誤りがあります。該当部分に下線を引きなさい。

タイトル「貧困削減地方開発事業(フェーズ2)(借款金額:239億7,900万円)」

ミャンマーにおける貧困率(注1)は、過去数年で若干の改善傾向は見られるものの、2010年時点では25.6%とメコン諸国(注2)の中ではラオスに次いで2番目に高い数値となっており、社会経済状況は未だ発展途上にあります。特に道路・橋梁、電力、給水分野の基礎インフラ整備はメコン諸国の中でも特に遅れており、こういった基礎インフラ整備の遅れは、住民の経済活動を制限し、主な貧困要因の一つとなっています。また、ミャンマーの経済発展・貧困削減を促進させるためには、ヤンゴンやマンダレー等の大都市のみならず、貧困層の割合が多い地方部を支援することが不可欠です。

(注1) 大人1人あたりの年間消費額が約3万円(376,151チャット)以下の人口の割合

(注2) カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス

出典:ミャンマー向け円借款貸付契約の調印:基礎インフラの整備及び地方部の貧困削減に貢献(国際協力機構(JICA)プレスリリース:2017年3月1日)

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はじまりの場所で、あの日と同じ空気を吸うということ

じまりはいつも雨。薄暗いどんよりとした雲から落ちる一筋の涙は、少しシャイなイギリス流の出迎えなのかもしれない。イギリス南部ブライトン。はじめてこの地に降り立ったのは、2008年6月。ヒースロー空港からバスを乗り継いで到着したサセックス大学のキャンパス。雨が降りしきる中、学生寮の準備ができておらず、外で何時間も待った挙句、入寮が翌日に延期となったのは今となっては良い思い出だ。 さらに読む

今月のニュースの読み方(2017年2月)

NewsPicksのおすすめピッカーとして、国際協力・政治・社会・文化など様々な分野のニュースにコメントしています。開発途上国の専門的なニュースもあれば、専門外のニュースへ単に感想を書くこともあります。このページでは一ヶ月分をまとめて掲載しています。最新のピックアップをご覧になりたい場合は、NewsPicksTwitterでフォローいただければ幸いです。 さらに読む

ILOで仕事をはじめて最初の目に見える成果がこれ

2016年4月からILOで仕事をはじめて、日々黙々とネットサーフィンをしながら、政策文書(通称:ポリシーペーパー)という堅苦しい作文をしています。

公私ともどもネットの住人となってしまったわけで、オタク街道まっしぐらでございます。 さらに読む

週末の日常と読書とミャンマー

最近は勉強不足だなと感じることが多く、書いてばかりでなく読むことも心がけています。

職場の同僚が書いたものを読むだけなのですが。日曜日は、ミャンマーの社会保障改革の動向を読みました。 さらに読む