学位に価値を置く国の問題点
インドネシアは学歴社会で、行政官の昇進に学位が要求されてきた。研究キャリアの人が行政官をやっている。意思決定の前に学術研究を外注して実施しなければならないとなっていて、それによって意思決定が遅く頻度も少ない印象。何書いて良いかわからず、外注先の若手研究者から私に相談があって、私が書いたレポートの引用箇所を示したり、コピペで使えそうなPPTを渡したりしている。何でもかんでも学術・研究・エビデンス好きな人で固めると、実務の停滞が顕著になってくるのを現場で見ている。 さらに読む