携わっている仕事について書きます。

タグ アーカイブ: 業務日誌

参加型ワークショップのプロから学んだこと

三日間の研修無事終わりです。今回は参加型ワークショップのプロのファシリテーターを雇いました。技術的な難しいプレゼンの箸休めに、様々なアクティビティを入れてもらいます。こうすることで集中力が継続し、アウトプットベースの学びも提供できるわけです。 さらに読む

エビデンス人材のジレンマ

エビデンスベースの政策の重要性を語るのは研究に従事する方が多い一方、公的機関の面倒な調整業務に日々の殆どの時間を費やしている将来のリーダーたちには少ない。そしてエビデンスに目覚めた瞬間、研究側へ渡る。中に残ってエビデンスを推し進めることができるのは一部の人ということか。 さらに読む

ベトナム出張の報告、今回は講師

5月に採択された年金改革について、ベトナム政府は労組や経済界へ説明責任を追っています。専門的な内容をわかりやすいように説明し、説得する必要があり、高いコミュニケーション能力が求められています。 さらに読む

日本の国際開発ポストは全ポスト外部公募が良い

日本の国際開発キャリアの展望を考えたとき、JICAのポストはスタッフ全員有期契約で全ポスト外部公募だと良いかなと思います。そうすれば行き来しやすくなるはずです。 さらに読む

国際開発という異次元の課題と捉えず、自国の課題と捉えること

国際協力というと異次元の話と捉える人が多い。私もそうだった。ILOのような専門機関では、各国の厚労省で働いた経験を持つ職員が多い。扱う課題が国際開発という異次元の課題ではなく、自国の課題と似たような国内問題であることが多い。 さらに読む

国際機関の仕事は個人戦のようなもの

ILOの政策系の仕事は、完全に個人コンサルであって、自分で全て打開しなければならないことが多い。チームで仕事することはほぼ無く、どこまで行っても個人で判断して対応していく。上司も実質的にはほぼおらず、全員フラット。もちろん決裁ラインはあるが、あくまで手続き。本質は個人戦。 さらに読む

ODAをJICA以外で運用する道を探す政府

ODAをNGOに振り向ける動きは良いと思います。JICAや国際機関の業務を受注できるキャパがあるNGOが増えると、日本の援助の底上げになると思います。

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国連職員の夏休みと組織の責任の矛盾

夏休みを犠牲にして山積みの仕事をこなす日本人を尻目に、山積みの仕事を置いたまま夏休みへ行く人々。たしかに、そうしなければ夏休みなど取ることができないほど仕事は常に山積みではある。しかし、それでよいのだろうか。そこに組織としての責任感は全くなく、ただ一人の労働者の権利があるのみ。 さらに読む

私たちの仕事は国民生活に直結することが多い分野

ロシアでデモが起きているようです。年金の受給開始年齢を引き上げることを柱とした年金制度の改革へのデモ。 さらに読む