オープンデータは進まない

オープンデータの議論が沸いている。役所にとってのメリットは、研究者が勝手に分析してくれることらしいが、役所側のデータ公開にかかる手間は尋常ではないので、役所にとって割に合わない気がして、日本では進まないと思う。

データクリーニングとマニュアル作成も勝手にやってくれれば役所の費用面の負担は減るのだろうけど、データの専門家ではない人へ内部説明してハンコついてもらうのが一番の手間となる。個人情報管理が甘い途上国では簡単なのだろう。

こういうことを言うと、研究者やオープンデータ推進派の方からお叱りを受けるわけだが、結局のところ、データや研究に詳しい方がしがらみだらけの官僚機構の内部へ入り、もどかしい思いを実務家と共有しながら内部から変えていくしか道は無いと思う。

行政官がデータや研究に詳しくなると、分析する側の方が楽しいことに気づき、結局内部から改革することができる人材が残らない課題はある。

いずれにせよ、改革は外部から騒いでいるだけではだめで、内部にいる人間だけが実行できる代物である。

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