年金保険料3%のインドネシアで労働組合と経済界から猛反対を受けること
日本で社会保障が真剣に議論されることも少ないので、連日、私も東南アジアの経験を投稿しています。よい機会なので、インドネシアの年金制度改革でどういう仕事をしているのか、少し紹介します。 さらに読む
携わっている仕事について書きます。
日本で社会保障が真剣に議論されることも少ないので、連日、私も東南アジアの経験を投稿しています。よい機会なので、インドネシアの年金制度改革でどういう仕事をしているのか、少し紹介します。 さらに読む
国民民主党玉木議員が、わかりやすく社会保障財政の論点をまとめています。私の東南アジアでの仕事もこういう話をしているので、国際協力に関心のある方も見てみてください。 さらに読む
日本では社会保障の話題が盛り上がっています。その中で、「日本の社会保障の事例を外国にもっと紹介した方が良いですよね」というコメントが目に入りました。とても良い観点だったので、これについて少し書こうと思います。 さらに読む
私は国民民主党の玉木さんの「たまきチャンネル」で日本の課題について勉強させてもらっています。昨日の配信で、社会保障財源の仕組みを説明したものがあり、「これはよく説明されている」と感じました。そのため、自分のSNSでも共有しようと思い、ツイッターを開いたわけですが、あろうことか、たまきチャンネルの投稿が炎上しています。 さらに読む
先日、「国際機関で働く人には、従業員マインドと経営者マインドの人がいる」という話をした。思いのほか反響があったので、生々しい例を一つ紹介したい。私の周辺で最近起こっていることである。 さらに読む
ジャカルタ郊外ブカシには日系企業が投資する工業団地がある。現在、工業団地には370社あり、210社(57%)が日系企業。130,000 従業員が働いている。インドネシア人を教育し、卒業後は工業団地内の日系企業で活躍してもらう。そう考えた経営者たちが長年かけて作り上げた職業専門高校がある。今回、職業専門高校「ミトラ・インダストリMM2100(SMK Mitra Industri MM2100)」を訪問させていただく機会を得て、設立経緯や優秀な人材を育てるために心がけていることなどを教えていただいたので、感謝も込めて書き留めておきたい。 さらに読む
日本の雇用サービスにおいて、ハローワークのみならず、キャリアコンサルタントという国家資格を持つ専門家も重要な役割を果たしています。この国家資格は2015年に設立され、キャリアコンサルティング技能士1級から3級までが設けられています。2023年3月時点で、65,879人がこの国家資格を取得しており、そのうち約15%がハローワークなどの公的機関で活動しています。 さらに読む
ILOインドネシア事務所は新しい所長を先週迎え、順次着任後のブリーフィングと表敬訪問を行っている。私もようやく今日時間を合わせることができて、二時間じっくりと社会保障政策の課題や方向性、ILOがどうあるべきか、そのために所長はどうすべきか、広報や人事の改善点など、いつも通り生意気かつストレートに具申させてもらった。 さらに読む
インドネシアでは女性省の副大臣の舵取りで、ケアエコノミーロードマップを策定中です。レニさんという人で、長年開発省で幹部を務めていた方です。 さらに読む
「社会保障法の成立から20周年を記念して、系譜をまとめた本を書いている」。もう七十台とは思えないほど大きく艶のある声を響かせ、目の前の老人は言葉を進める。2004年に成立した社会保障法は今でも根拠法となっていて、全ての社会保険制度の基礎となっている。当然、私は仕事でこの法律を夢にも出てくるほどすらすらと引用するわけだが、20周年といわれてハッとした。2004年に成立したというのは私の中では本の中の出来事で会って、「そこから20年」という感覚はなかった。目の前の老人の目には遠い日の記憶がにじみ、国民皆保険を実現した今日の健康保険制度の進化と歩んできた人生の年輪が額に現れる。この老人は、本当は老人と言っては怒られる偉い先生で、インドネシアの社会保障業界で知らぬ人はいない。ハズブラ・タブラニという人で、インドネシア大学で教鞭をとる傍ら、社会保障政策にずっとかかわってきた。 さらに読む