キャリアの考え方について書きます。
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国際協力機構(JICA)から国際機関(ILO)へ移籍して変わったこと
人の評価はどうでもよく、自分が満足できるかどうか
簡単に自己紹介をすると、国際協力機構(JICA)へ新卒で入社して6年、国際労働機関(ILO)へ移籍することになった。最近感じるのは、「こいつはJICA職員という素晴らしい身分を捨てて、一体何を考えているのだろう?バカだなぁ。」と考える人が世間には一定程度いるということ。実際に私自身も、JICAを去るかどうか、最後まで悩んだのも事実。職員一人当たりの予算規模が圧倒的に大きく(おそらく世界の開発業界トップクラス)、仕事の自由度も高い。やろうと思ったことは、たいてい実現できる。これが国際機関の場合、予算の制約が厳しく、出張に行くことすらままならないことも多々ある。 さらに読む
緒方貞子を評価していなかったが、気付けば彼女の敷いたJICA人生を歩いていた
こんなことを言うと怒られるかもしれないが、緒方貞子という人物をそれ程評価していなかった。
私がJICAで働き始めた当時、緒方さんはキャリアの末期。 さらに読む
2015年のテーマは「チェンジ」でした、年末のご挨拶
本年も多くの方にお世話になりました。少し早いですが、年末のご挨拶にかえて、書かせていただきます。 さらに読む
転機(開発の世界へ)
4月1日。転機。多くの仲間が新しい人生を歩き始めた。一方、高松に一人残された僕はやっと旅の準備をし始めたところだ。そんな中、小さな転機があった。夕べ遅くに入っていたメール。早朝に開いてみると不合格通知だった。ある団体からの通知を見て、気持ちは固まった。もう迷うほどの選択肢はなくなり、迷う時間もさほどない。あとはこの街でこれからするであろう大きな航海へ向けて、じっくり準備を重ねることが大切だ。船出はおそらく6月になるかと思うけれど、旅先は決まったときにここで知らせたいと思う。
ブライトンからの再出発
ここへ来て10日が経ち、少しずつ生活にも慣れてきた。「全てが高い」と言われ続けやってきた国。空港で両替し、バス、タクシーで大学の寮まで来たけれど、やっぱり高かった。現地で生活している人は1ポンドを100円玉のような感覚で使っている。1ポンドは今日のレートで214円前後。10日前に到着した直後は、「こんな高いモノだらけの中で、どう生きていこうか」と本気で思ったものだった。 さらに読む
未来へ
旅人の街。今日もまた、どこからともなく旅人がやってくる。夜になると酒場で旅の話で盛り上がり、朝になると不意にどこかへ消えてしまう。そんな旅人が集う街。それが旅人の街。誰の心の中にも存在している小さな街。 さらに読む
旅路の途中(ニュージーランド留学・アカロア)
2007年3月31日。俺はアカロアにいた。ニュージーランドの大自然に囲まれて生活していた。真っ青な海、温かい人。すべてがはじめての地にいた。そして今日。2008年3月31日。たった一人高松にいる。4年前に一緒に勉強をスタートさせた仲間はもうここにはいない。みんな期待と不安を卸したてのバッグに詰め込んで、それぞれの旅先へ向かった。 さらに読む
旅立ちの日
3月23日。旅立ちの日。4年間ともに歩いてきた仲間たちが旅立った。入学当初、どれ程の人がこの大学に愛着を持っていたのかはわからない。だけれど、今、誰もが名残惜しく思っている。笑ったり、泣いたり、悩んだり。この大学で本当に多くのことを学び、たくさんの出会いを経験した。ここにはたくさんの思い出がある。誰もがここを去ることを惜しんでいるのだから。 さらに読む