キャリアの考え方について書きます。

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CVとカバーレターの作り方

CVの更新は定期的にやらないと実績を忘れてしまい、遠い記憶に頼ると具体性に欠けるCVとなる。自己管理がしっかりしている人でなければ定期的に実行することは難しい。数年に一度新しいポストに応募することで更新をしている人が多いのではないだろうか。 さらに読む

JRAのスマホ持ち込み禁止は日本らしい事案

JRA若手騎手が調整ルームと控室にスマホ持ち込みで騎乗停止件。他国の事例が気になった。 さらに読む

仕事の信頼

英語で仕事していると誰々は「プロフェッショナルだ」という話をよく耳にする。噛み砕いて聞いてみると、日本人には当たり前のことが多い。 さらに読む

ILO職員の契約が不安定な件

公の場で発言する人は良い側面に光を当てて、いかに自分のキャリアが素晴らしいかを話すわけだが、偽るには難しい。JPOや国際機関で働くことに盲目的に憧れを持っていないか。やりたければやればいい。現実は現地職員あわせて平均勤続年数9年。サッカー選手より短いキャリアの後、何をしますか? さらに読む

ILOの人事関連の数字

ILOの人事配置はこういう感じです。私のような外国人は、Professional and aboveの少ない椅子の争奪戦になります。以前、別の機関の人から、「ILOはRegularの比率がDCに比べて高いですよね」と言われたのですが、おそらく、DCの絶対数がUNICEFやUNDPより少ないためにRegularの比率が大きく見えるのだと思います。RegularとDCの違いは、各国のGDP比で毎年入ってくる拠出金と、ドナーが好きな分野でプロジェクトを作りたいときに追加拠出する任意拠出金の違いです。資金源が異なります。前者の資金源の方が安定していて、後者はプロジェクトの期間が終われば契約が終わります。 さらに読む

国際機関で生き残りたい人へ、予算規模の観点

国際機関で働き始めた方や、これから働く方からよくいただく質問は、生き残る術。分野にさほどこだわりがない場合、金回りの良い機関に行くことをおすすめします。人道援助・緊急支援の実施機関やUNICEF・UNDPです。こういうことを言うと、現職員の方に苦労話をされて怒られるのですが、会計年度途中で先進国の補正予算が配布される要件は「緊急性」「予算執行力」です。日本の場合、通常予算が議論されるのは夏です。ウクライナ侵攻が始まったのは2月で、前年夏時点では想定されなかった緊急を要する支援に追加拠出するために補正予算を組みます。緊急性を要する名目で確保された予算なので、予算年度末までに確実に執行する能力が実施機関には求められます。また、ODA予算のほとんどは外務省に配賦。上に挙げた国際機関の担当省庁は日本の場合、外務省です。緊急性、担当省庁、実務能力の条件に合う機関に勤めるのが、生き残る近道となります。 さらに読む

研究をフルタイムでやる人

私の仕事は経営・運営もありますが、零細企業なので自分で手を動かす必要もあります。それで最近の比重が物書きになっていて良く煮詰まります。これを一生やるフルタイムの研究者や物書きを生業にできている人を尊敬します。ご覧のように私のリストは大したことないです。 さらに読む

デジタル化に置いていかれるな

ここ数年でデジタル技術が仕事環境を大きく変化させた。それに対応できていない人との差がストレスを感じるレベルまで開いていると実感することも増えた。 さらに読む

JPO時代と信頼と契約

期日どおりある程度の品質のものを納品し続けることでしか、次の仕事はこない。英語ではdeliveryと言いますが、ひたすらこれを繰り返す大切。チームに初めて参加して仕事がある場合は幸運で、私も信頼を得るまではスイスの山を窓から眺める日々が続きました。 さらに読む