携わっている仕事について書きます。

タグ アーカイブ: 業務日誌

プラットフォームワーカーへの社会保障法適用と中所得国の難しさ

タクシー業界の利権と白タク問題に縛られて、ウーバーやグラブの普及が進まない国がある中、インドネシアは完全に自由化の方向に行っている。 さらに読む

ジャカルタ地下鉄から見るインドネシアの内向き志向

ジャカルタ地下鉄はJICAの支援で完成して数年がたった。完成直後に日本大使館前から乗ったときは人も少なかったが今は同僚も通勤に使うほど普及している。 さらに読む

オンライン化が進まない老人優先の日本国会と若者優先のインドネシア社会

国会議員に帰国して出席するよう再三促し、帰国して出席したら問責するとなれば、日本の国会も時代錯誤な気がします。 さらに読む

GRABドライバーとの会話から考えるインドネシア年金制度

インドネシアではニンニク注射ならぬ点滴がサラリーマンたちには人気らしい。血液検査諸々のあと、ウイルス性ではないらしいが、体調悪いので点滴。たしかに元気になる。 さらに読む

インドネシア社会が向かう先と、社会保障が広まらない理由

1月12日。ジャカルタのスタバではまだメリークリスマスのジャズが客を迎え、オフィスもデパートもクリスマスツリーを飾っている。新年の飾りもあれば、翌週に迫った旧正月を祝う飾りも混在する。 さらに読む

インドネシアに産休制度を作るしごと

産休・育休と休暇中の所得保障についての国際基準の歴史は長い。制度設計に関する技術的な提言や議論への参加を仕事にしていて感じるのは、制度の前提や価値観が昔と相当変わってきているということ。 さらに読む

世界寄付指数と社会保障

よくある釣り記事ですが、引用されている世界寄付指数のランキングの上位にいる国は社会保障の観点から見ると興味深いです。 さらに読む

ロジックを逆にする必要性

ロジックを逆にする必要がある。 労働者、使用者、政府は、「インドネシアは非公式経済が大きいため、社会保障を拡充できない」と言う。私は「インドネシアには非公式経済をカバーする社会保障がないため、非公式経済が大きい」と言う。

TNP2Kという副大統領府所属のシンクタンクが主催したイベントでの一幕。冒頭の一言のあと、年金改革の方向性に関する細かな提言をしました。

Ippei Tsuruga on Twitter: “We must reverse the logical flow. Workers, employers and the government say ‘Indonesia cannot extend social security because it has a large informal economy’, and I say ‘Indonesia has a large informal economy because it doesn’t have social security to cover them’ pic.twitter.com/uq1s0hz1o9 / Twitter”

We must reverse the logical flow. Workers, employers and the government say ‘Indonesia cannot extend social security because it has a large informal economy’, and I say ‘Indonesia has a large informal economy because it doesn’t have social security to cover them’ pic.twitter.com/uq1s0hz1o9

日本とカナダの雇用保険、マルチジョブホルダー制度

日本の雇用保険制度でマルチジョブホルダー制度というのができました。適用は65歳以上の労働者となっていて、65歳未満の労働者には適用されないという理解です。 さらに読む

家政婦には労働基準法が適用されない問題

先日話題にした「家政婦には労働基準法が適用されない」ことが多い件で、日本でも改善要請の動きがあるようです。昭和36年以来家政婦を対象とした労働条件調査が行われていないとのこと。 さらに読む