失礼と至急
「失礼」という言葉を使う人とは仕事をしないようにしている。何かにつけ失礼の価値観が邪魔して、何をすべきか、何が正しいかを考えることをやめてしまうからだ。
国際労働機関(ILO)社会保障政策担当官。国際協力機構(JICA)に新卒で入構し、6年間勤務。アジア・アフリカの開発援助に実務・研究の両面で開発援助に従事。開発途上国の貧困と開発を深掘りするオンラインマガジン-The Povertistの運営・編集なども行う。
「失礼」という言葉を使う人とは仕事をしないようにしている。何かにつけ失礼の価値観が邪魔して、何をすべきか、何が正しいかを考えることをやめてしまうからだ。
数か月前に、JICA研究所ランチタイムセミナーでお話する機会を頂いた。その際の質問で印象的だったもの。痛みを伴う政策提言をする難しさは。
インドネシアで産休6ヶ月へ延ばす議論がある。
急な円安で思い出すのは、駐在員の生活苦。ワシントンDC駐在時は、毎月赤字だった。政府機関で外国駐在する場合、国内の収入は大幅に少なく設定され、駐在先別で決められる手当表に基づいて収入が決まる。
人事制度の話で追記。給与体系等は国連本部の人事院のようなところが決めていておそらくほぼ準拠しているところが多い。ただ、例えばILOと世銀は専門機関同士でも、給与はおそらく結構違う。
TBSの中東支局長の現地取材シリーズは、いつも興味深いですね。和訳が国家承認になってしまっていますが、政府承認について聞いているところなど即興での質問力は現場力なのでしょうね。
インドネシアのしごと文化。自分の意見は言うけれど、妥協点を探って合意形成するという感覚は乏しい。議論のための議論でもなく、会議で発言してスッキリ。という感覚なのか、発言以外はスマホに目を落としていることが多い。リーダーは話を聞く場を設けることが重要で、トップダウンで決定する。
ジャカルタの水道は黄色い。流れている水路の多くは植民地時代に整備されたもの。下水が入っていて乳白色。隔月で腹痛になるのは、水か唐辛子か。病院へ行ってストレス性かと聞く。何度も繰り返し、まあ細菌性でしょうと、言われる。ジャカルタには日系企業も多いため、日本人医師のいる診療所もある。
ここ数年はブログを書いたりSNS投稿ができずにいますが、昔の自分の投稿から当時考えていたことと今の比較ができて面白い。
10年ぶりくらいにStata開く。ver 12古い。研究者ではないので、JICA新人のときに10万円くらい自腹で個人購入して独学したので愛着あります。量的調査は過去2年で4件目ですが、企画、質問票、コメント、ファイナライズが担当なので、データ収集・クリーニング・分析は専門の方に手伝ってもらうことが多い。今回はミャンマー。急いで仕上げたいので久々にStata開いたものの、コーディングは覚えてない。