ミャンマーで交わる二色の川
数年前のこと。
カンボジアの首都プノンペンを流れる川を渡し船で渡ったときに見た光景。 さらに読む
生活環境や日々の気付きなどについて書きます。
数年前のこと。
カンボジアの首都プノンペンを流れる川を渡し船で渡ったときに見た光景。 さらに読む
台湾の鍋料理はまた一味違っておもしろい。
カラッと揚げた巨大な魚が鎮座する豪快な鍋料理。
そこへ躊躇なく魚介や肉をひたすら放り込む豪快さは清々しい。
日本の鍋料理でおなじみのえのき、シイタケ、湯葉も健在。
生卵に醬油ダレが出てくるところは、日本のすき焼きの影響だろうか。
少し肌寒い高雄の冬は、高雄の人々もやっぱり鍋料理を好む。
寒い冬はやっぱり鍋に限る。
泰山汕頭火鍋
住 所:高雄市苓雅區興中一路373號
TEL:07-333-9214
営 業:11:00~13:00, 17:00~25:00
台湾料理や郷土料理の魅力あふれる高雄。
そんな高雄にもオシャレな洋食屋さんが続々とオープンしている。
高層マンションが立ち並ぶ住宅街にオープンしたEAGLEは、カフェとしてもブランチを楽しむ場としても魅力的なお店。
ベビーカーを押してやってくる若いカップルや、週末に勉強する学生の姿がちらほら。
まだあまり知られていないのか、広々とした店内は混んでいて座れないことはなさそうだ。
二階の窓際に座って、美味しいコーヒーを頂きながら公園を眺める。
まさに至福の休日という言葉がぴったりくる。
EAGLE
住 所:高雄市鼓山區南屏路599號
TEL:07-553-1351
営 業:9:00~11:00, 11:30~21:30
女性は妊娠すると匂いに敏感になるという。普段は気にならない歩きたばこや、職場の同僚の香水や整髪料が気になるらしい。
それと同じかどうかわからないが、「危険な香り」を嗅ぎ分ける五感も人によって随分違うような気がする。 さらに読む
大通りから離れた小道に年季の入った看板と暖簾がある。
高雄で本格的な居酒屋を楽しみたいならここしかない。
店内は日本の大手企業が置いて行ったカレンダーが壁を埋め尽くし、日本企業ご用達を思わせる。
刺身や丼はもちろん、生ビールが沖縄のオリオンビールというところもこだわりを感じる。
日本語メニューしか置いておらず、いかにも日本人客をターゲットとしている感じがする。
日本語のわからない台湾人だけで行くと、少々冷たいサービスに感じるかもしれないが、味は本物だ。
恵美寿亭
住 所:高雄市苓雅区中興街135号
TEL:07-331-1961
営 業:11:30~14:00, 17:30~21:00
夕食が終わったあとに、デザートを食べたいこともある。
夏場であれば、アイスクリームやかき氷が定番。
では、冬場は何を食べたらよいのだろうか。
肌寒い夜風が身に染みる季節には、暖かいお汁粉が食べたい。
そう思うのは日本人だけではなく、高雄の台湾人も同じようだ。
高雄のシニア世代が好んで通う昔ながらのスイーツショップがある。
ほんのりと甘い小豆の汁をシンプルに頂く。
緑豆もなかなかおいしい。
甘さが控えめで、何よりシンプルなのがいい。
食後にふらっと立ち寄り、フーフー言いながら啜る小豆汁は、日本の風情すら感じる逸品である。
高雄緑豆湯大王
住 所:高雄市前金區青年二路160號
TEL:07-271-1616
営 業:9:00~23:30
家族経営のお茶屋さんやテイクアウトが多い高雄。
そんな街中で座ってゆっくりできるオシャレなカフェを見つけると心が躍る思いがする。
Lab146は、店内はモダンでオシャレなカフェ。
一階部分はカウンターや高めの椅子からバリスタの手元を見ながらコーヒーを頂くことができる。
二階部分はいかにもデザイナーが拘った空間。薄暗いムーディーな空間が広がり、ブランチを楽しむことができる。
Lab146
住 所:高雄市前金區中正四路146號
TEL:07-285-3303
営 業:8:30~19:00
小籠包の名店は路地裏にある。
小籠包の「有名店」といえば、龍袍湯包や鼎泰豐。
しかし、小籠包の「名店」といえばここかもしれない。
知名度は負けるが、熟練の職人が路地裏で作る小籠包はまた格別。
何の変哲もない目立たない路地裏の電柱に置かれた看板。
メニューは小籠包、猪血湯、酸辣湯のみ。
スープを除けば小籠包だけである。
この店を支えてきた自信と誇りが小さな小籠包に込められている。
永和小籠包
住 所:高雄市鹽埕區鹽埕街33號
TEL:091-243-6908
営 業:11:00~20:00
薄暗い路地の向こうに昭和が待っている。
小道の更に小道を入ると生活感あふれる場所にたどり着く。
古ぼけた看板。コンクリートの外装。古ぼけた窓。
ドアが閉まり、蛍光灯の光が見えなければ、そこが喫茶店と気づくこともない。
勇気を振り絞って敷居を跨ぐ。
赤茶色のシックな椅子とテーブルが目に飛び込む。
カウンターに座ってマスターと向き合う。
ジャズやクラシックなど、音楽による無駄な演出はない。
静寂の中、マスターがサイフォンでコーヒーを入れる。
店内に広がるこだわりの香り。
日本でももう見ることのなくなった昭和の「サテン」がそのまま残っている。
いうまでもなく、日本語を話す年季の入った熟練のマスターが入れるコーヒーはまさに絶品。
穴場中の穴場。
昭和を知る観光客におすすめしたい喫茶店だ。
永和小籠包
住 所:高雄市鹽埕區鹽埕街40巷10號
TEL:07-551-4703
営 業:8:30~18:00(日曜定休)