切羽詰まったアイドル

海外駐在をしていると、余暇の時間はだいたいみんな同じように過ごしているものです。

アジアの駐在員は夜な夜な飲み歩いて。

娯楽の少ないアフリカやヨーロッパやアメリカ(意外に少ない)の駐在員は、どこからともなく仕入れた日本のトレンディーを夜な夜な見ている人も多いのではないでしょうか。

私の場合は、いつものように物書きをしている以外は、You Tubeでマニアックな動画を見ています。

たとえば、これ。

 

切羽詰まったアイドルに密着~「借金」「脱いで」アイドルビジネスの実態~

これを見ながら思ったことは、自分も「切羽詰まったアイドル」なのかもしれないなということです。

開発援助の仕事をしている多くの人は、ほぼ公務員ですから、下手を踏まなければ真面目に仕事をしていれば良いと思っている人も多いです。

ただ、今の時代、顔を出して、本当はシャイなのに、性に合わなくても外向きには積極的に発信していかないとなりません。

大人しくしていればそつなく人生はそこそこに回っていくでしょうが、多少苦手で無理をしてでも、積極的に表舞台に立つことが必要だと僕は思っています。

その点、脱げと言われれば頑張って脱ぐ、地下アイドルに近い気持ちで生きているのかもしれません。

何らネガティブな話ではなく、表向きの顔と内向きの顔をみんな持って仕事をしているのだな、と共感を覚えた話でした。

 

もちろん、You Tubeを見る前に数本記事をあげました。どれも日本のメディアは報道しない途上国発のニュースです。

このように二次情報を集めて再構成して発信することを、世間ではキュレーションと言います。

国際協力、国際開発ネタでは日本のメディアは育っていませんのでThe Povertistがその役割を担います。

今年は面白い一年になるでしょう。