世界銀行がフィジー事務所を開設
島国の気候変動対策の拠点に?
世界銀行グループがフィジーの首都スバに事務所をオープンした。フィジーの抱える島国特有の開発課題に対応するための拠点にするという。
50百万ドル(約55億円)を融資して実施中の交通インフラ整備など、世界銀行はフィジーですでにプロジェクトを実施している。
一般的に、太平洋の島国に対する支援は他の開発途上国と異なるアプローチが必要とされている。こうしたことからも、新しい開発課題への対応や革新的なアプローチを常に模索する世界銀行がフィジーに事務所を開いた意味は大きい。
気候変動の影響が増す中、今後ますます大洋州での開発援助がより複雑化を増しそうだ。それに対応すべく、開発パートナーは経験と知識を共有していく必要があるかもしれない。
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